82話 収穫祭2
収穫ランキング計量が終わると、ノアは、出店回りを、する事になった。
今日は、朝から大変だった。ランキング計算してたら、呼び出され農機具の説明、競りになった為、その競り自体を、中止させる為に、どうせ作れる物だから、慌て買う必要が無い等の、言って、必要以上に価値を上げない様にしたり、トーマスさんが、設計図を欲しがったり、グラマスさんまで出てきた。時には収拾が付かなくなるかと、思ったら、グラマスさんが、商業ギルドで登録するべきだ。って言って後日、話し合う事になった。
「おや、そこに居るのは賢い子じゃないかい?」
「ん?カミルさんこんにちは、鶏達はどう?」
「トーマスに新しい鶏舎を作って、貰って元気じゃよ卵も、1日2回産むのもいてな、おかげで、品切れになる事が無くて、助かっとります」
「今日は、出店?何売ってるの?」
「これは、ボアの串焼きですよ、リグルドが、狩ってきたものです」
「そう言えば、リグルドさんは、息子さんでしたね」
「そうですよ、ウチの息子です」
「グラマスさんの件でお世話になりました」
「あんなので良ければ、こき使ってください」
「いえいえ、あれは、リグルドさんがか居なければ、ややこしい事に成ってましたから、お手柄ですよ」
「そうですか、役に立てたのなら嬉しいかぎりです」
「また、ご主人のバードさんに、馬を借りる事も在りますので、よろしくお伝えください」
「これは、ご丁寧に、そうだ、これでも、持っていってください」
「良いんですか?こんなに貰って、」
「子供が、遠慮するものじゃないよ」
「ありがとう」
そういうと、待ち合わせ場所までください急いだ。今日は、兄姉と一緒に、回る予定なのだが、思わぬ所で時間を、取られてしまった。
◇
一方ノアを待つクリスと、ノエルは、6人組の男達に囲まれていた。
「そこの、お二人さんアレクさんの所の、兄姉じゃ無いですかい?」
「、、、いえ、違いますよ」
「いやいや、俺達は、怪しいもんじゃ無いよ、スカルウッドと言えば、分かりますか?」
「さ、さあ?」
「リーダー、人違いですよ、ノア君を探してるのだから、ここに居ても、意味ないですよ」
「そうかな?俺の感はよく当たるんだがな多分ここに来るって、感じがするんだよ」
「あの、僕達もう行きますので、それじゃあ」
「おう、悪かったな呼び止めて」
ノアに知らせなきゃ、怪しい奴が探してるって、
「クリス兄さん、どうするの?」
「ノエルは、お父さんに知らせて、俺は、ノアを探すよ」
「わかった」