表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
106/127

76話収穫と盗賊団と税務管17

「じゃあ、お母さん行ってくるね」


「ノア、気をつけるのよこの村の人じゃないんだから」


「大丈夫だよ、メジストも、お父さんも居るし何より魔法があるから」


「いえ、魔法を、使うのはなるべく避けて頂戴ノアの場合は、どうなるか分からないから」


「そっちの心配なんだね、、、」


「そうよ、お母さんはねノアに、手加減を、覚えて貰ってから、魔法を使って欲しいの」


「分かったよ、なるべくつかわないようにするよ」


「あなた、お願いね」


「あぁ、行ってくる」


 ノア達は、25名の盗賊あらため、コリア村の村人達に会うべく家を出て行った。



 コリア村村人達は、朝から、ソワソワしていた。何故か、それは、今日から仕事が始まるからだ。どんな仕事が割り振られるのか、気が気じゃないのだ。犯罪奴隷でもおかしく無い立場の為過激な労働を、強いられるのではないか?とか汚い仕事ではとか色々な憶測が飛び交っている。


カーンカーンカーン


「集まってくれ!」


 ぞろぞろと集まって来るコリア村の人たち、そこに領主アレクと子供とドワーフがいた。


「全員集まったか?」


「おはよう、コリア村の諸君、今日から仕事をしてもらう訳だが、その前に、紹介しておこう、俺の息子の、ノアと、ドワーフのメジストだ」


「「「、、、、え?」」」


 コリア村の、人たちは、ノアを見て、呆気にとられた、炊き出しの時におてつだいしていた子供なのだ、ただの子供だと思い、色々話してしまった。しかも、坊主とか、礼節も無く気軽に、頭を撫でた人も居る。


「アレク・ライヤの次男ノア・ライヤです。これから、皆さんに、仕事の割り振りと、生活面でのサポートをしていきます。何かあれば、言ってください」


「ドワーフのメジストだ。仕事は、主にモノ作りの師事をする」


「ということだ、これからは、この二人が、、、」


「待ってください!このような子供のお遊び相手で良いんですか?私達は、仕事をする筈では?」


「あ、そうだな、ノアの事を、知らない者が多いだろうから、その意見ももっともか、諸君達と。会った時実は、居たのだよバードの後ろに隠れ指示を、出したのはノアだ」


「「「、、、え」」」


「更に言えば、諸君達の、罪を帳消しにしたのもノアだそして、害虫の対策すら考え出している」


「本当に、この子が?」


「みんなが、色々教えてくれたから、害虫対策が出来た結果だよ僕は、それに少しだけ手を加えただけだよ」


「「「ありがとうございます」」」


 一斉に、頭を下げるコリア村の人たち、この様子なら、問題も起きないだろうと、アレクは思うのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ