表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
103/127

73話収穫と盗賊団と税務管14

時は、少し戻り25名の、住居建築中


「おーい柱持ってきてここに立てたら、昼飯にするぞ」


「やっと昼飯か、よしいっちょ頑張るか!」


「よし、昼飯だ」


「はーい、お疲れ様、昼飯はコッチだよ」


「おぉ、坊主おてつだいかい偉いな」


「まあ、そんなとこ、それよりさ、おじさん達、遠い所から来たんでしょ話聞かせてよ」


「あゝ、良いぜ、つっても、面白い話じゃないがな」


 男達は、害虫の事、村の事、を話すが、冒険者の事は、さすがに、話さなかった。5歳位の子供に、悲惨な話をする事をしなかった。実は、この時ノアは、鑑定により冒険者だった事を、知り更に、仲間を失った事も分かっていた。


「ふーん、大変だったんだね」


「あゝ、この村に来たのは、偶然だが、運が良かったと思っているよ」


「虫か、どんな虫なの?」


「体は、緑で、よく跳ね、葉っぱを、食い荒らすんだ。葉を、食べられた、作物は、育たず食うものが無くて、それで、男衆が、村を、出て稼ぎに来たんだ」


「そっか、じゃあ地中は、大丈夫な可能性が有るね」


「まあ、芋や、人参なんかは無事だったが、それ程育て居なくてな」


「後無事な雑草なんか無かった?」


「あゝ、あったな、スノーブランカだけは、寄り付かなかったな」


「どんな草なの?」


「虫除けになる草だなこの村に来るときに、草原に群生していたよ白い花をつけて独特な、匂いがする草だな」


「そうなんだ。所で、元居た村の人たちは、食べる物は、大丈夫なの?」


「まあ、春に、成れば山に入れば、狩りも、山菜も取れるからな春まで、持てば、なんとかなるから、村に戻る予定だったんだが、、、、」


「そっか、この村は、良いところだよ、でも、村に、家族を、残してるのは心配だね」


「そうだな、食糧を、持って帰れれば、良いんだが」


「おじさん達は、この村にしばらく、居るんでしょ?」


「まあな、領主様の、はからいで、狭いながらも家も建てる事になったし、仕事すれば、飯も食えるしな」


「おじさん達って、元々は、農業やってたんだよね?」


「農業もそうだが、牛や馬を、繁殖させたり山羊も飼ってたな」


「ふ〜ん、牧場も、やってたのか」


「よく知ってるな、そうだ、牧場もやっていたよ」


「じゃあ、木を切ったり加工する事も出来る人が居るんだね?」


「あゝ、木工できる奴も居るな後は、石工も居るぞ更に、多少だが、銅も加工できる奴も居るな」


「へ〜、色々出来る人が居るんだね」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ