71話収穫と盗賊団と税務管12
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「そこの怪しい奴、そこまでだ!」
バードさんの後ろに、隠れて小声で指示を出す。
「俺は、マンドレイク村の自警団バードだ。盗賊か、農民か、冒険者か、分からんが、商人を、襲うなら容赦しない」
森の中から、矢が放たれるが、空中で、止まる結界で、受け止めたのだ。矢を、放った事で、居場所が、分かった為に、裏から、カールが、ナイフを、首筋に当て、切裂こうとしたが、結界により阻まれた。又、別の所では、ヨシュアにより、弓を構えた、所に後から、弓の弦を、切り無力化していた。
「まだ、罪を侵して無いのなら、今の内に、やめておけ、食うに困ってるなら、ウチの村で、面倒見てやるただし、働く事が、条件だ。」
そこに、肉の焼ける匂いが漂って来る。
「武器を、捨てこちらの、指示に従うなら、飯の準備も、出来ている」
ショートソードに、手を掛け外して行く、人が一人一人と増えて行く中で、地面に、放り投げた。
カランカラン
「ん?ショートソードじゃ無く木で出来た飾りだったか?」
最後に、ロングソードと槍の3人が、残ったが、お互い顔を見合わせロングソードと、槍を地面に置き、両手を上げて、歩いてきた。
「取りあえず、拘束させて貰う事情は、村に帰ってから聞こう取りあえず飯食いに行こう」
男達は、泣きながら、拘束され、村人達に連れて行かれる。
「おーい、グラマスさん無事かい?」
「ありがとうございます。こっちは、全員無事です」
「それは何よりだ、しかし、ノアあそこで、炊き出しをしたのは、これが狙いだったのかい?それと、何故ここで、待ち伏せされていると分かった?」
「あゝ、それね、季節外れの、フォロフォロ鳥だよアレは、カールさんでしょ?」
「良くわかったね、アレクさんなら、気づくと思ったのに、気づかなっかたから、どうしようかと思ったよ」
「繁殖期の、なき真似だったからね。この時期の、フォロフォロ鳥は、ピーーーとしか鳴かないよ」
「なる程だとしても、炊き出しは?」
「この時期だと、納税の時期だから、税が払えない農民が、居ても不思議じゃ無いし、もし彼らが農民ならば、問題があるよ」
「問題?」
「飢饉ということでしょうか?」
「貴女は?」
「申し遅れました、私キャシーと、申します。この度マンドレイク村の、税務管に就任しまして、視察と挨拶に、来ました」
「飢饉ならば、備蓄食糧出すだけでも、凌げると思うけど、それ以上に、税を取られ、彼らが、村から出稼ぎせざる負えなかったとなると、備蓄不足だけじゃ無く、不作の原因がある筈なんだ」
「普通なら、春までは、備蓄でやり過ごして、春に、狩猟や、森に入って、山菜なんかで、やり過ごせば、良いはずだからね」
「まあ、原因は村に帰ってから、聞き出そうか」
「その時は、私もご一緒させて下さい」
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最近、熱くなり意欲減衰気味です。
熱中症には、お気をつけください。