10話 治療院
無事大主教を退けた主人公
そろそろ名前が欲しいですw
大主教の件から、1週間が経った。特に、問題無く日々を、繰り返していた。
そして、言葉も、何となく理解出来る様になった。まだ喋ることは出来ないが、言ってる事は、何となく理解出来る程度である。
その日は、雨が降っていた。ルクスと話で、今の状況を、少し理解出きた。まとめると、こんな感じだ。
1、ここは、王都バルーンにある治療院
2,お母さん(サプル•ライガー)は、自分を産んだときの消耗が激しくここに入院中で、自分も、一緒に居る。
3、司祭が来た時の老夫婦は、祖父母
4、魔法、精霊等ファンタジーぽい世界
5、スターテス的な物が有る。但しコチラの言葉なので読めない
6、明日、退院らしい
そして、例のクリスタル?は、まだ持っている。名前が無いと不便と思い仮にだが名前を付けた。魔水晶、そう呼ぶ事にした。
但し自分の名はまだ無い…まあ、自分で、自分の名前を、付けるのもおかしいのでそのままにしてある。良い名が欲しいものだ。
◆リリSide◆
「奥さま、明日退院ですね」
「ええ、貴方には息子のお世話を、任せきりで申し訳ないわね」
「いえ、仕事ですから、ただ、息子さんの名前は?」
「それは、領地に、帰ってからに成るわね」
「そうですか、そうですよね旦那様に、付けて貰うのだし」
「所で貴方に、お願いが有るの一緒に領地に来て」
「はい、ギルド依頼された時に何となくそんな気はしてました」
「明日出発だから用意してね」
「あ、明日ですか!?」
「そう明日」
「えぇー!じゃあ急いで支度しないとギルドに、挨拶でしょ荷物まとめて近所に挨拶後馬車も」
「あぁ馬車と、荷物は用意しなくて良いわよ、コッチでやってあるから」
「え?何で荷物用意できるんですか?まさか」
「えぇ,ご自宅に人をやって用意させたわ」
「そんな勝手にまだ話も付いてない時に」
「断る事は無いことを知ってるから」
「はぁー相変わらずですね奥様」
「ギルドマスター!」
「どうしたの?リリ」
「急ですが明日旅立つことに成ったので
挨拶に来ました」
「それは、解っていた事じゃない
なにを今更」
「え?知ってたんですか?」
「依頼書をよく見なさいそれと、
言ったわよね帰省を兼ねてって」
「そう言えば!」
何処か抜けてるリリさんでした