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それは愛か、それとも呪いか。
「死んだモノは生き返らない。宇宙の法則。地球の常識。神様が決めたこと。そんなことは誰だって知っているよ。小さな子供でさえね。」誰かが言った。
死んだら生き返れない。死んだモノには二度と会うことが出来ない。どれだけ神様に願っても、お星さまに祈っても、決してその理が崩れることはない。
本当に誰しもが、その事実を「知っている。」と言うことが出来るのだろうか。
僕はどこでどう間違えたのだろう。
きみを失わないで済むのなら、どれだけでも、傍にいることが出来たのに。
「そんなこと知ってるよ。」
きみが残していったものは、瞳いっぱいに涙の粒を集めて、僕をまっすぐ見てそう言った。
きらきら、きらきら。それは、愛の光。
そして、何度も何度も数を数える。
いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち。
いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち。
それは愛か。それとも呪いか。




