表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ルーヴェル  作者: ヒロ
7/9

魔族襲来

夜、みんなが寝静まった頃俺はこっそり外に出ていた。


「だいたいこの辺でいいかな。」


俺はだいたい村の中心あたりで止まって空に手をかざした。


「極大魔法”六芒星結界“」


六角形でできた村を覆う結界が張られた。この結界は魔法攻撃を反射させる効果を持つ。並大抵の攻撃では壊れることはまずない。そして、隠蔽魔法で透明にした。


俺は結界を張った後、家に戻り明日に備え就寝した。




翌日、俺は朝起きてすぐに支度をしウルフの森に転移した。


「おーい!起きてるかー?」


俺が大声で呼びかけていると


「騒がしいぞ。アレン。」


エンシェントウルフが姿を現した。


「あれ?今日は単独行動なんですか?」


「いや、今シルバーウルフとゴールドウルフが数を集めている。だいたい50は集まるだろう。」


おぉ!これなら絶対いける!


「アレン。あの結界を張ったのはお前か?」


「え!?何でわかったんですか?」


隠蔽で隠したのにどうしてバレたんだ?


「お前と我ではレベル差があるからな。はっきり見えはしないが何となくわかる……………それにしても……」


そうだった。エンシェントウルフめちゃくちゃレベル高かった。これから来る魔族はそこまで高くなっていないといいけど……でもまぁエンシェントウルフ達が相手してくれるから大丈夫だろう。


「我の目に狂いはなかった。」


「ん?何か言いました?」


「いや、なんでもない。そろそろハージ村に向かうか。」


「はい!」


そして俺たちはハージ村に向かった。


今、ハージ村の人達はみんな寝ている。俺が時空間魔法でハージ村だけ時の流れを遅くしたからだ。


「時空間魔法まで極めているとはな。」


「あはは。」


説明が難しいのでここは笑って誤魔化すことにした。


「王!お待たせしました。」


「うむ。来たか。」


ウルフの森からおよそ50のウルフとシルバーウルフとゴールドウルフがやってきた。

俺はウルフ達に一箇所に集まるよう指示を出した。


「貴様!人間のくせに我らウルフに命令するか!」


「いやいや、命令じゃくてお願いしてるんですけど……」


「口答えするな!ガルルル!」


「黙れゴールドウルフ。」


「し、しかし王よ。」


「黙れと言っている。」


「はっ!」


「皆、一箇所に集まれ!」


エンシェントウルフの号令で一瞬で一箇所に集まってくれた。


「ありがとうございます。エンシェントウルフ。」


「お前のことだ。何かあるんだろ。」


「はい。」


なんか、エンシェントウルフがだんだん優しくなってる気がする。気のせいか?


そんな事を考えていると、空に黒い靄が出てきた。


「来た!」


黒い靄から魔族が5人出てきた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ