#4.VS漣西高校2
展開がgdgdですがこれが煌めく星クオリティなのでご了承ください;;;
あれから…
二回は両者共に3者凡退で三回には雷鳴轟が2アウト1・3塁の場面で龍崎の3ランホームランにより3点を先制。
しかし、五回には出海、青木、竹田の連続出塁の場面で上本がフェンスダイレクトの二塁打を放ち、2-3に追い付いた。そして迎えた六回…
出海「よっし!いくぞっ!!」
出海の打順からだ…
友岡『ふぅ…結構やるなぁ。』
泉野『…前回はストライクゾーンギリギリの球を打った。今度は…』
友岡『了解…!』
ピシュッ…
出海『いけるっ…!』
スカッ…
主審「ストライク!」
出海「くぅ…曲がった。」
泉野『次は…あえて打たせてゲッツーを狙う。』
友岡『…だな。』
シュッ!
出海『きたっ!』
カキィィン!
打球は快音を響かせて飛んでいった…
友岡「なっ!?」
慌てて友岡が振り返ると、センターの俊二がフェンスによじ登ってボールを取っていた…
二塁審「アウト!」
出海「ダメだったか…」
友岡「あぶね;;;」
その後も試合に動きはなく…この回の裏の攻撃に雷鳴轟コーチは友岡の代理として相生を送った。
コーチ「お疲れ。肩は大丈夫か?」
友岡「はい。まだ大丈夫です。」
しかし、相生はギリギリを見逃してしまい三振…
その後もパッとした事は起こらず攻撃を終える…
~雷鳴轟選手交代~
友岡勇(投)→相生(代)
相生(代)→友岡宗(投)
そしてその後もこれといって気になる所も無く九回漣西の攻撃…
漣西監督「いいか…これがこの練習試合最後の攻撃になる…気合い入れていけ!漣西ぃ!」
漣西メンバー「目指すは頂点No.1!!」
青木がヒットを叩きだして打順は竹田へ…
竹田「ここで点を入れて…」
宗太「はっ!」
シュッ…
竹田「追い付いて見せるっ!!」
竹田の渾身の一発はなんと俊二の上を行き…バックスクリーンに直撃した!
竹田「うっしゃああああああああっ!!」
宗太「嘘っ!?」
泉野『ヤバいな…ここから踏ん張ってくれよ…』
漣西4-3雷鳴轟
しかし…そこは友岡勇気の弟。続く上本、鳥山を三振に打ち取り、烏丸をレフトフライに打ち取って何とか凌いだ…
そして雷鳴轟のラストの攻撃…
コーチ「最後まで気合い入れとけよ。雷鳴轟ーっ!」
雷鳴轟メンバー「目指すは常にNo.1!」
そして…
片岡、俊二が連続でヒットを出して光一のバントで2アウト、ランナー2・3塁の場面で3ランホームランを決めた龍崎の打順に…
出海「ふっ!」
龍崎「…」
シュッ…
主審「ボール」
出海「ふぅ…ふぅ…」
上本『ヤバい…体力が切れてきたか…』
出海「はあっ!」
シュバッ
主審「ストライク!」
そしてついに…
S●●
B●●●
O●●
出海「『これで…』いっけえええっ!」
ビシュッ!
龍崎「甲子園出場校として…負けねぇっ!!」
カキイイイイイイン!
出海は打球を目で追う…
打球はライトの鳥山の上を通過し、スタンドへ入った…
一塁審「ホームラン!」
龍崎「うっし!」
出海「あぁ~…負けた;;」
上本「やっぱり強かった…;;;」
結果
漣西高校4-6x雷鳴轟学園
両メンバー「ありがとうございました!!」
漣西監督「やっぱり強かったです;;」
コーチ「いえいえ…そちらもかなり強かったですよ。」
漣西監督「そういって頂けると光栄です。」
コーチ「では…」
出海『やっぱり俺…』
竹田「どうした?充…」
出海「なぁ…竹。」
竹田「…そっか、分かった。」
そしてその日の夜…
和泉「へぇ…そんな事があったのか…」
友岡「ああ…あの出海って奴はメンタルが強化されるとかなり化けるね。」
泉野「うん。結構振り回されたしね…」
相生「俺も全然だったっす…;;」
和泉「相生は良いんだよ。今日は本当に助かったよ、ありがとう。」
相生「そういって貰えると嬉しいっす!」