表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Orange Chronicle Days  作者: ガルシア
1/1

開始と終焉

物音が立たないようゆっくっりと窓を開けた

「どう?」美柑が聞いてきた

「駄目だ、少しだけ雨が降っている」

美柑は肩をすくめた。「天気予報通りね」

明日は、少年サッカー全国大会で、兄の翔太郎は最優勝候補の正GKで、

重要な試合の前日には美柑よサッカーをすると決まっている。

これはコンディション調整や練習でもなく

勝つためのおまじないに近いものである。

これを欠かしては勝てないような気がしていつもやっている。

「どうすんの?」美柑が聞いてきた。

「俺は行くよ、明日は最後の全国だし負けたら困るからな。美柑は嫌なら来なくていいよ。」

「行くに決まってんじゃん」美柑は笑った。

「よし行くか」翔太郎は親にばれないように勉強机から靴と球を取り出し

美柑を背中に乗せ二階の窓から飛び降りた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ