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父に殺され異世界へ。  作者: 筅茶
第二章 多動する世界
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第八話 魔法の極意?

フラビッツとの修行をするにあたって、フラビッツから加護をもらった。フラビッツ曰く、今のうちから慣れておけば、戦闘にも生かしやすいとのこと。

 そんなフラビッツの加護は、『追跳躍』だ。一般的なのは常時発動型のバフだが、ちょっと珍しい瞬間発動型の、空中にいる時に発動すれば再び跳躍をすることができる。ただし、一度すると着地するまでは使えないという制約はある。簡単な話が二段ジャンプだ。どの方向にも跳ぶことができるので、思いつくだけでも、かなり使える加護だろう。


 さっそく使ってみる。修行の成果かわからないが、足を伸ばしても地面から1.5mくらいは上がれるようになっていたが、はたして⋯⋯


 って、うぉぉっ!


 空中で追跳躍を発動させると、一瞬だが足裏に地面があるような感触があった。すぐに消えてしまったが、これでもう一度飛べる、ということなのだろう。

 もう一回やってみる。足の裏を横に向けると、そこに一時的な地面ができるおかげで、ななめ、横方向に飛ぶことができるようだ。ということは、ジャンプの途中で方向を変える、というのもできるのか⋯⋯。

 ただ、もう少し慣れる必要はありそうである。



 フラビッツとの修行はさまざまなことをやった。単なる戦闘訓練から、反射速度を上げる訓練、動体視力を上げる訓練、魔法早撃ちといった速度重視の修行が多かった。フラビッツ自身速度がバケモンなので、必然といったら必然だな。


 魔法の早撃ちに関しては、衝撃の事実があった。それは…


「魔法を撃つときって、呪文、要らないんだよ?」


 というものだった。これまでは長い呪文を必ず詠唱してから撃っていたが、それが要らないというのだ。


「魔法を撃つときにはかなり正確なイメージが必要になるんだ。

 例えば火の玉だったら、どれくらいの大きさで、どれだけの熱を持ち、どこを起点に、どれくらいの長さで、どのような軌道を描くか、というイメージが必要になる。君たちが使う呪文は、それをイメージしなくてもできるものなんだ。

 その代わりデメリットとして、熱量、起点、軌道とかが決める事ができなくなる。呪文を打つためにも時間がかかるし、できれば使わないほうがいいね。」


 とのこと。イメージすることは多いが、たしかこう聞くとデメリットのほうが大きい気がする。


「ちなみに、技名──魔法名かな?──も、イメージを助けてくれるものなんだ。『ファイヤ』だけでも撃つことはできるけど、形までイメージしなければならないから、これもお勧めはしないかな。」


 やっぱ魔法のことは魔族や魔物に聞くのが一番だな。一部の人間しか知らないんじゃないかって情報がどんどん出てくる。それにしても、そんなに簡単に魔法が撃てるのなら、もっと広まってもよかったんじゃないかなと思ったけど、気づいた人がいないらしいから、広まらなくてもそりゃそうか。


 それから、試しに詠唱せずに魔法を撃ってみる。これくらいの大きさで、こういう軌道を描いて⋯⋯とイメージしてから、


燃え盛る炎の刃ファイアリングブレード!」


 と言う。この世界の魔法名は中二っぽいから言うのは恥ずかしいけどね。

 すると、自分でイメージした通りの炎の刃が飛んでいった。ただ、やはりイメージするのが難しい。これも慣れないと、うまくできそうにないな⋯⋯

 それに、集中しないとしっかりイメージできないから、ゴリゴリ気力が減っていく。これをどうにかするには、魔法を撃ちまくるしか無いんだろうなぁ⋯⋯と思う。


「あ、そうそう、そうやって詠唱を短くすると基本的には魔力効率が上がるんだけど、慣れてないと魔力ロスが発生するんだよね。その点については明日話そうと思うよ。」


 と、フラビッツに言われたよ。これ以上魔法には知られざる技術があるのか⋯⋯

つかれたってのと、ネタがナイ!

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