18.グリフォン討伐
グリフォンは前半分が鷲、後ろ半分が獅子の姿をしている。だからグリフォンの目は鷲と同じで正面を向いている。リーダーの剣士の後ろに立ったあたしはまずグリフォンの目を狙って、潰すことに成功した。
グリフォンの目が見えなくなると、魔術師は剣士の後ろから離れてグリフォンに気付かれないように背後に回り込み、強力な魔法をグリフォンのお尻に撃ち込んだ。魔法への耐性が高いのは鷲の部分で、獅子の部分には魔法が通るようだ。グリフォンはおなかの中を焼かれて倒れた。
「目を潰してくれたおかげでかなり有利な展開になったよ。やっぱり姫に入ってもらって正解だった。ねえ、もしよかったら国府に来てボクたちと一緒に活動しない?」
「えっ、あたしがですか?」
「どうかな。こっちに恋人がいるとかなら、あきらめるけど」
「いっいえ、恋人はいません」
「そう。じゃあボクが立候補しようかな」
「あ、ズルいよ。姫はみんなの恋人だよ」
「そうよ。独り占めは許さないわよ」
野営地でお昼を食べて撤収し、領府に戻って報告した。夜には打ち上げもした。それが終わると、どういうわけか三人が泊まるホテルに招かれてしまった。
「ふふ。姫、一人で慰めてたよね。言ってくれればボクたちが相手をしたのに」
「討伐前だから控えたけど、あんな姿見ちゃったらガマンするの大変だったわよ」
「切ない声で鳴くんだもん。襲いそうになっちゃった」
魔力鍛錬してるところを見られてたなんて……あまりの恥ずかしさでヘンになりそうだった。
「姫のカラダならボクたちの愛に耐えられそうだからね。今夜は遠慮しないよ」
「たっぷり悦ばせてあげるわよ」
「ガマンしてるのに漏れちゃう声もたまんないけど、今夜は大きい声で鳴いていいからね」
その夜は全身をびしょびしょにされて、切なさのあまり身をよじって泣いた。
結局国府に移る決心をして、領府のギルドに届けを出した。貸し部屋も引き払って、三人と一緒に国府に向かった。
PTの家は広い一軒家で部屋数も多く、あたしが入居しても余裕だった。
「ようこそボクたちのホームへ。さ、歓迎会といこうか」
招き入れられた部屋は、丸ごと浴室のような造りになっていた。色んな形の拘束台が並んでいて、棚には沢山の器具が置いてある。切ない予感に涙が出て、ふるえてきた。
三人に代わる代わるキスされて、ぼうっとしている間に拘束台に乗せられてしまった。そして何度も何度も腸内洗浄され、最後には失神してしまった。
それからも、あたしが三人に洗浄されたり、誰かとペアになって慰め合いながら他の二人に洗浄されたりと、毎晩泣かされてしまっている。
もちろんただ泣いてるわけじゃない。魔力鍛錬に効く洗浄を受けて、少しずつ魔力が伸びていった。そしてついにAランクの試験に合格した。晴れてあたしたちはAランク四人PTとなった。
防具職人には、魔導二輪車のレポートと共に近況報告も送っている。Aランクに昇格したことを伝えると、南東領へ来るようにとの手紙が届いた。休暇中だったので防具職人の工房に行くと、すぐ裸にされてサイズを測られてしまった。
「腸内洗浄、ちゃんと続けてるみたいね。ウェスト細くなってるし、お尻のカタチもますますキレイになってる。これからも続けるのよ」
昇格祝いだと言って新しい魔導防具を着せられた。今までのは横長の乳袋に二つの乳房を収めるようになってたけど、今度のは左右の乳房それぞれの半分くらいを覆った防具が中央で連結されるようになっている。そして貼り付け式になっていて、紐はなくなってしまった。
下も同じく局部だけの貼り付け式で、後ろから見たら紐すらない完全なすっぽんぽんだ。今までの防具だって、Aランク昇格を見越して作ってあったはずなのに、実際に昇格したらこんなに恥ずかしい防具にされてしまうなんて。涙目になってそう言ったけど、やっぱりだめだった。
「何言ってるの。今までの防具で想定してたのはAランクに上がるところまでよ。上がったら当然次のステップがあるわ。恥ずかしさもランクアップしなくちゃね」
Aランクに昇格したし、お金にも余裕ができたから、Bランク向け魔導二輪車のテスト参加は終了して上位モデルを買った。それからギルドの道具屋に行って、今までより一段階強い弓を買った。
「お前さん昇格したのか。おめでとう。しかしAランクにもなって量産品の弓を買うのは珍しいなあ」
「逆にこれがあたしの特徴になってるんです」
量産品の弓は意匠が凝ってないけど性能は悪くない。それに、もし壊れたとしても代わりがすぐ手に入る。何よりあたしは魔力で矢を飛ばせるから弓に依存しない強みがある。師匠はここまで見越してたんだ。本当にすごい。
師匠はSランクだけあって他の国からの依頼が多い。今も国外に遠征中だ。
「天使ちゃんがいなくて寂しいでしょ? ココロの寂しさは埋められないけど、カラダの寂しさは埋めてあげる」
その夜は防具職人にたっぷりカラダを慰められて大泣きした。
PTに戻ると、あたしの新しい防具にメンバーはいたく興奮して、その夜は一際激しくされてしまった。
「ふふ。たっぷり調教して、ボクたちだけの姫にしてあげる」
「そうよ。昔の恋人なんか思い出せなくなるくらいにね」
「愛の奴隷としてかわいがってあげるよ」
こうしてあたしは身も心も虜にされてしまい、愛奴として調教されていくのだった。




