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弱々でごめんなさい~現代ダンジョン物語  作者: 炉里 邪那胃(ろり じゃない)
第二章
81/175

予定は未定

※今日4/28は18:00に続き3回目の更新です。読み飛ばしなきようご注意ください。

 ユイもなにか言いたいことがあったらしいので聞いてみたが。

 なんでもない、って……?



 今の2人のまわりで注意すべきことを挙げていく。


 未来のお金や物を使わない……。


 これは僕の【アイテムボックス】に限ったことだった。

 今飲んでるドリンクとか、買ってある弁当とかも。

 いや、本やディスク全部も。

 日付もだし、存在しないものも多いから注意だ。

 賞味期限は塗りつぶしておこう、もったいないし。



 時間の無駄だった、話を戻す。


(記憶とか予定をおさらいしておかないとねー)


(僕は前の会社に内定もらってるんだよね)

(わたしのほうで何か予定つくるから、それに合わせて!)


(僕も何か考えてみるよ。最悪、会社帰りダンジョンになるかも)


 もう少し時間はある、ユイのアイデアにも期待しとこう。




 引き続きダンジョンは見つかりにくい今の場所で。

 今日は2人のバランスと、ユイを1レベル余計に上げることに注意した。


 次からはオークまで素早く殲滅、『唯我独尊』パターンだ。

 魔法は温存できる。


 オーガのトドメでユイに稼いでもらう。


(えー、いきなり?)

(【障壁】で止めるから大丈夫。思う存分スキル使ってね)

(いちど倒せれば次はいけそう、やってみるね!)


 あとはいつまでダンジョンに入れるか。

 まあ、成り行きを見守るしかないということで意見は一致。



(スキルの出方が少ないんだけど、戻る前の半分くらい)

(例の称号って有効なんでしょ?)


『ラッキーパンチ、キリ番』の詳細を。


 『777番目、記録照合済み』


 なんか、冷静になってる。

 前は確か、『おめでとう!』ってフィーバー気味だったのに。


(なんか、称号のテンションが落ちてるみたい)

(あ、いっぺん戻ってるからちょっとビミョーになったとか?)


「テンション」で通じたのか。

 それに、ズバリその通りな気がする。

 ユイ様恐るべしだ。


 無効でなければいいか。

 中の人の都合もあるだろう。


 そもそも全て自然現象なのか、何者かの意志かは分からないけど。




 そして最初に言った、Sランク冒険者のいる国の話。


 有望なステ持ちに、現自衛隊より速く接触して巻き込む。


 探索者協会に素早く接触してバックアップしてもらう。

 いや、僕たちがバックアップすることになるかも。


 まだまだそれらが動き出すまで時間がありすぎる。


(とりあえずは待つしか無いみたいだ)

(こればっかりはねー)



 あとは。

(今【鑑定】したの分かった?)

(なにかのぞかれてるような感じかなー)


(ステを見られないように【鑑定阻害】できないと)

(どうやるの?)


 拒否の感情を持って欲しいが、乗り気でないよう。

 この先どうするの、とハッパをかける。


 今日はまあいい、そのうち称号効果でできるだろう。



 最後、『清浄』を試すが微妙。

【聖魔法2】だけど練習は必須か、夜頑張ろう。



 暗くなったので一応家まで送っていく。

 ユイなら、襲ったほうが軽くぶっ飛ばされるだろうけど……。

お読み頂きありがとうございます。

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