表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弱々でごめんなさい~現代ダンジョン物語  作者: 炉里 邪那胃(ろり じゃない)
第二章
78/175

再び弱々へ?

※今日4/27は02:25に続き2回目の更新です。読み飛ばしなきようご注意ください。

【生命感知】で探るが、ここはゴブのみ。

 スライムはいない。

 なんと単純なダンジョン。


 普通に奥は複数編成だな。



(いいよ)


 ユイの、魔力をぶつけたという合図。

 強さは上がっているが、溜めを忘れないよう同じ感覚で。


 斬る。

 わずかだが、違和感があった。


 なんだろう。

 レベル上げしつつ探るしかないか……。



 魔法を使いまくるのはステが増えてもまだ厳しいそう。


 魔力が一定以上でない魔法士がいかに不遇なのかという。


 今回は、石(魔力)投げ魔法を当てたら僕が切断。

 次に僕がゴブを軽くつついてアローでトドメ。

 これを交代で行う。


 出来ればオークまで行っておきたい。

 魔力が半分より多いくらいで引き返して終了予定。

 なるべくなら、ユイにトドメは刺させたい。

 ステの上がりは固定だが、ユイが1少ない。


 この大量増加なら、いずれ2人共似たようなステになる。

 超高数値のバランスステ。

 ただし、僕が70上がる間に彼女は60。


 バランスを取って同じくらいにはしてあげたい。

 難しいな。


 帰り道の剣でのトドメを減らせばいいか。

 家でまた確認して次回に役立てればいい。




 2度めの斬撃でわかった。


 簡単なことだった、剣にムリがかかってる。

 以前の倍の強さで、溜めを使って更に2倍近くに。

 実に160もの強さで細剣で斬るわけだ。


(ちょっと待ってて、剣がヤバいみたい)

(ヤバい?)

(終わったらゆっくり説明するから)


【溜め】をやめるのは、これから強い魔物と戦うことを考えればマズい。

 だからといってこのままで剣が壊れたりすれば……。

 武器なしだ。


 現状、どこかで刀を打ってもらうとか、買うのもムリ。


 格闘とか拳闘士に転向?

【関節技】(ネタ枠)はあるけど。



 実は【ステータス作成】の、あの機能でなんとかなるにはなる。

 ステータス表示だけでなく、実際下げてしまうという機能。


 なにかに使えるかも、という予感が当たってしまったわけだ。


 しかし、せっかく上がりつつある『強さ』をまた下げるという。

 背に腹は代えられない、剣の替えはない、仕方なし。


 60にセットしておこう、溜めも込みで120、大丈夫なはず。

 後は、ダメージが多少ある剣がどこまで持つか。


   実ステ 強さ:82[60に制限]



(おまた、いいよ)

(だいじょうぶなの?)

(だから、帰ってからね)



 ゴブの胸をちょこんと突く。

(カモン)


(アロー)

 炎の矢がゴブの頭を貫通する、もちろん一撃必殺。


 魔石を【ボックス】へ、拾う必要もない。



 お、上がった。

(上がったよ、レベル8)

(こっちはもう9よ)


 おお、負けてるけどちょうどいい!


   【武器修復】

 ちょうど良かったけど、なんかスキル1個無駄にした気分。

 複雑だ。


(おお、スキルほんとにでたー! 【魔法速度強化】!)


 底上げ系か、ナイスだ。


(良かったね! こっちも武器直せそう、いま出たスキルで)

お読み頂きありがとうございます。

もしよろしければ、この下の★★★★★(クリック)評価とブックマークをお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 念話は漢字少な目でやや幼い心(本音)が通じ合うイメージを表現しているのはいいですね。 [気になる点] > (おまた、いいよ) 「お待たせ」の省略と理解する前に「お股」と脳内変換してしまいま…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ