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弱々でごめんなさい~現代ダンジョン物語  作者: 炉里 邪那胃(ろり じゃない)
第一章
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新たな訓練

 あっという間に休みは終わった。

 寝過ぎた。



 出勤し、いつものように車に乗り込む。


 休みの間に出たスキルを報告。

【盗聴】は人聞きが悪いので秘密。


  【熱耐性】【体力回復】


火傷(やけど)がきっかけで一気に来ました」


「ダンジョンでは全くの無傷でしたからね。

 耐性系は普通の隊員でもまあ出ますけど……」


 魔法練習のことは特には話さなかった。

 ひらタンの言うように、普通に皆しているはず。


 日常に支障ないレベルで。



「他に悩みとか、話しておきたいことはあります?」


 思い出した、せっかくだからあの事を聞いておこう。


「変なことを聞きますけど。

 お二人は僕の【アイテムボックス】の事を知っていますよね」


「ああ、なんとなくわかったー」

 ひらタンが先に反応した。


「【アイテムボックス】を欲しがるのはまず商人です。

 あとは密輸関係とか裏世界の人たちで、挙げたらキリがないです。

 飛行機などでは【収納】所持者も検査されますが。

 通常スキルでの【アイテムボックス】所持者は日頃から、政府にも裏組織にも監視されることになるわけです……」


「冒険者や討伐隊員にはあんま意味ないしねー。

 便利だろうけど」


「なるほどですね。

 おふたりともありがとうございました」



 今日は明らかに違う場所に向かっている。


「今日は別ダンジョンですね?」

「ええそうです」


 ニヤニヤするひらタンが不気味だ。



 着いた。

 前より更に郊外、まあまあ集落やコンビニなどある場所だ。


 ダンジョン前広場には大型のバンが先にいた。

 人がまだ乗ってるな。


【索敵】で分かった、敵ではないが。



 僕らが車から降りると、もう一台から隊員が降りてくる。


 3人だった。

 でかい盾でヘルメットを付けた大柄な男性。

 ちょっと体を傾けた癖のありそうな剣士。

 細い木の杖を持つ女性……かわいい。



「今日から一緒に行動する、コード『唯我独尊』のメンバーです」


「平田剛士(ごうし)だ、『ゴウ』と呼んで欲しい」

 でかいけど、多分真面目なんだろうなと思ってしまう。

 ヘルメットも鎧も、盾もピカピカで直立不動だし。


金村(かなむら)康夫、『ヤス』だ」

 ヤンキーがそのまま大人になったようなリーゼント。

 正直、苦手なタイプ。

 体は傾けてるが、体格は均整が取れている。


「有村唯です、もちろん『ユイ』でお願いします」

 かわいい。

 二十歳くらいか。

 ペコリと頭を下げる。

 かわいい。


「私のことは『リーダー』、ひらタンはそのまま呼んでください。

 浜辺さんは呼び名はどうします?

 全員にあなたの名前とジョブ、訓練結果は伝えてありますけど」


 5人、いや6人もいると短い呼び名が必要なんだろう。


「初心者の浜辺洋です。

『ヨウ』でお願いします」

お読み頂きありがとうございます。

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