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弱々でごめんなさい~現代ダンジョン物語  作者: 炉里 邪那胃(ろり じゃない)
第一章
20/175

発表会……【収納】

「お待ちかねの発表会で~す!」


 なぜか司会するひらタン。

 あっ、ごくりとツバを飲み込んだみたい。

 アクションがアニメっぽくて丸わかり……。


 というか、内密の発表なんだけど。



「2つです」


【毒耐性】は敵の特性からの影響?

 通常は毒を受けると出やすいそう。


【収納】一定の容積までの物が重量無視で運べる空間作成。

 作成・維持ともに魔力1。容積や持続時間は知力に依存。



「ちょっと減りましたね」

「ですよねー」


 言っていることがおかしいが突っ込まずにおく。

 自分でも同じことを思っているから。






「3層は狼の群れが出るかもしれません。

 普通は5匹前後ですけど、たまに。

 フォローしますけど、不要かもしれませんね」


「ひらタ……平田さんは大丈夫なんです?」


「ひらタンでOK、ようタン。

 余裕ですよー。

 聖でも攻撃魔法あるんですよ、ホーリーボルトとか」


 名前呼びされた……放置しとこう。


「教育係の権限ですけど。

 ジョブが出たら報告してください。

 そこまで行けたら今日は終了しておやつにします」



【収納】にクーラーボックス2個入るかチェック。

 目の前に小さな暗闇が出てきてそこに入れる。

 剣や杖全員分も入れるが余裕のよう。

『閉じた状態』にすると、いつもと同じ、普通だ。


 練習を兼ねておやつの方をだけ入れてダンジョンへ。





 2層までは僕が行動不能にし、唯我さんが首をはねていく。

 アイテム回収しなくていいので速い。


 ゴブの首にも剣を入れてみるが、半分も斬れなかった……。



 3層もレベルや総合剣技が上がっているおかげで大丈夫だ。


 問題は群れが出たときだ。



 淡々とこなし、レベルは再度4上がり19に。


 忘れた頃にとはよく言ったもんだ。

 少し先からウルフの集団が。

 20匹以上いるか、数え切れない。


 それより先手必勝、減らそう。

 牙だけには注意し、あっという間に動けない群れにした。


 強さにこだわっていたが、たとえ弱々でもこんなことができるのか。

 自分で驚いていた。

 それよりも、倒してしまわないと。


 さすがに、まだトドメを刺すわけにもいかず一匹ずつ弱らせトドメへ。

 それこそ血まみれ……

 上がってる!



  名前 : ヨウ ハマベ 年齢 : 25

  種族 : ヒト

  ジョブ: 魔法剣士

   レベル : 20(+9)

   体力 : 15/16(+3)

   魔力 : 44/47(+13)

   強さ :14(+2)

   丈夫さ :15(+3)

   知力 :44(+12)

   器用さ :45(+13)

   敏捷 :50(+14)

   運 : 77

  スキル :

   【総合剣技2】【肉体強化】【思考加速】

   【簡易鑑定】【鑑定偽装】〈隠蔽〉

   【火魔法】【土魔法】〈隠蔽〉【聖魔法】〈隠蔽〉

   【精神耐性】【魔力回復】〈隠蔽〉

   【索敵】【投擲】

   【毒耐性】(新)【収納】(新)

   【ヘイト】(新)【危機感知】(新)

   【アイテムボックス】(新)

  固有スキル :〈隠蔽〉

   【加速】〈隠蔽〉

  称号 :

   ラッキーパンチ、キリ番


 固有は林さんに確認してもらうまで念のためまだ隠蔽。




「上がりました、ジョブです!」


「少し予定より早かったですね、帰っておやつです。

 それから落ち着いてジョブ含め報告・総括にしましょう。

 魔力はどうです?」


 収納で使う魔力は回復してずっと満杯だ。

【魔力回復】も報告しておくか……。


「全く問題なしです」

お読み頂きありがとうございます。

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