死にたい人へ。No.2
どうせ いらない命なら
その命、
僕にくれないか?
だって君、いらないんだろ?
生きるのが辛いんだろ?
消えて無くなりたいんだろ?
君にとって
もう不要なゴミと化した、
その命を使って
僕と一緒に遊ばないか?
君の命は捨てたも同然なら、
何でもできるだろ?
今から僕たち二人で世界を作るんだ。
君が忌み嫌うものは、
今この瞬間から、
世界には存在しない。
君がその存在を君の意識から
消し去るだけでいい。
二人で居心地の良い世界を作ろう。
僕の正体は、
君の中のもう一人の君。
君とは別人格のね。
守護霊でも神様でも悪魔でもない。
でも君の絶対的な理解者だから
安心して。
僕は君で、君は僕だから、
心から愛してるし、
守りたいし、
絶対に裏切ったりしない。
僕たちはいつでもいつまでも
ずっとこれから一緒にいるし、
家族や恋人よりも深い絆で結ばれている。
さあ、一緒に遊ぼう。
幸せごっこをして遊ぼう。
目を閉じて。
居心地の良い場所にいる自分を想像するんだ。
自分の部屋でも
南国の海辺でも
どこでもいい。
僕たちはこうして二人でいるだけで、
暖かい優しい光に包まれて
爽やかな風を受けることができる。
それを頭の中で想像して、
それを心で感じているだけで、
穏やかな、
幸せな気持ちになれる。
本当のことを言うよ。
今のこの幸せ、
これこそが現実だ。
この想像の世界こそが現実なんだ。
幸せになりたければ、
こうやって
いつでも
一瞬で
幸せになれる。
君が不幸に感じていた偽の現実世界は、
三次元の物質世界は、
人間が作り上げたゲームの世界。
ゲームを面白くするために、
孤独や数々の試練がある。
自分以外はほとんど敵だし、
クリアすべき問題や障害が無いゲームは
成り立たない。
そんなゲームが嫌になったのなら、
本当の自分に戻ればいい。
嫌なことはやめればいい。
さぁ、次は何をしたい?
したいことが見つからなければ、
正義のヒーローゲームを一緒にやろう。
人に感謝されるようなことを見つけては
実行していくのさ。
これは、
人の為にやるんじゃない。
自分が楽しむためにするんだ。
溺れている人を助けたり、
暴力を受けてる人をかばったり、
名前を告げず大金を寄付したり、
一般人にできないことをすれば
相当カッコいいが
それ以外でも、
被災地に行って困っている人の
力になったり、
老人に席を譲ったりも
できる。
ポイントは、
「どなたかわかりませんが ありがとう」と
思われること。
どうせいらない命なら、
命かけて
そのゲームに没頭すれば、
最高に面白いこと間違いない。