表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/15

闇夜粒子と夜昏

 輝星(エトワール)、もしくは流星(メテオール)であったものの魂の輝きが失われると固有チャームが変質し、

 夜昏(ヴラズィンガ)という存在になってしまう。

 夜昏(ヴラズィンガ)となったものは、光の力場を身にまとう代わりに、闇夜粒子(ヴラズィエーテル)という粒子を体表から放出するようになる。

 ヴラズィエーテルは、空気中のフォトンエーテルの結合を阻害し、空気を瘴気に変質させていく為、下級のメテオールが星導術を発動出来なくなったり、複星品(レプリック)が作動しなくなるなど、様々な民生上の問題が発生する。

 また、一定期間ヴラズィエーテルを浴び続けると精神が汚染され、何事にも消極的・悲観的になり、果ては魔物化してしまう事となる。

 夜昏(ヴラズィンガ)になってしまったものは、徐々に理性を失い暴走を始めるとされている。

 なお、ヴラズィエーテルが空間に満ち始めると、ヴラズィエーテル同士が結合し始め、流体状の触手を形成する事がある。

 その触手は"藍夜(ニュイ)"と呼ばれ、発生元の夜昏(ヴラズィンガ)の激情を反映した攻撃形状を取るとされる。

 夜昏(ヴラズィンガ)は、見つけ次第駆除殺害する事が義務づけられている為、藍夜(ニュイ)が発現するまで放置される事は(まれ)である。

 なお、一度夜昏(ヴラズィンガ)になってしまったものを元に戻すことが出来るかどうかは、定かではない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ