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概説
この世界では、毎年何人かに一人の確率で、満月の夜に10代の少女にある才能が開花する。"星導"、願いを具現化する力である。
才能が開花した少女達は、"流星"と呼ばれ、"星"のチャームと"制服"を与えられる事になる。
メテオールとなった少女達は、その力を正しく使うために、"星導教化院"、通称"学院"というところで暮らすよう各島から集められてくる。
学院の少女が夢見るのは、正式な星導使い"輝星"になる事であるのだ。
"輝星"になるためには、自らのチャームの内奥に住む精霊に認められる必要がある。
学院を出た後の進路は、術式や制服の研究開発系、警察の特殊部隊など自衛・国防を担う軍系、競技として術で戦い合うアスリート・エンターティナー系、一番多いのは、街の何でも屋としての"星導師"である。
仕事の方向性や思想によって組合がいくつかあり、その組合を通じて個人に仕事が降りてくる形となる。