8022E列車 お化け
「ねぇ。」
駿兄ちゃんに話しかけた。
「遊びたいのか。」
「うん。」
「はいはい。」
「・・・はいは1回だよ。駿兄ちゃん。」
「・・・そうですね。」
それで駿兄ちゃんに抱き上げられた。僕たちはその状態で模型部屋に行った。そのあとはいつもの通り遊んで、終わりである。
夕ご飯が終わってから、雪姉ちゃんたちはテレビを見ていた。僕だってそのテレビは興味があるし、またテレビの部屋に遊びに行く。テレビの部屋に行ったら、まだ起きてたのっていつもと同じ反応だ。あれ、もう寝る時間だっけ。あ・・・。でも、僕は自分の部屋に行ったから寝る時間なのかなぁ・・・。
「こんなに遅く起きてたら、明日起きれないぞ。」
淳兄ちゃんが言った。
「でも、智ちゃん学校内から、別にいいんじゃないかなぁ・・・。」
「そうやって・・・。智君。夜に起きてるとお化けにさらわれちゃうぞ。」
「えっ。」
背中が凍りついたになった気がした。
「ほら。お化けに会いたくなかったら、早く寝るんだな。」
「う・・・うん。」
それで部屋に戻った。部屋に戻る間に淳兄ちゃんが笑ってたけど・・・。ひょっとして、僕のことからかったのかなぁ・・・。
結局その夜はお化けのことが気になってなかなか眠れない。でも、いつも間にか寝てしまっていた。
翌日。淳兄ちゃんにお化けのことを聞いてみた。すると怖い話をし始めたから・・・。僕がお化け屋敷に入ろうとしなかったり、怖い番組を見れなかったりするのはこれが始まりだと思う。
こちらも、これで完結です。本当に長い間ほったらかしでした。申し訳ございません。
さて、主人公などの回想編ですが、また思いついたら投稿するつもりです。今度投稿するときは長い間ほったらかしにならないよう、ちゃんと計画たてて、実行しよう。