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数日 後 、 妙な 噂を たまたま 聴く事となる。
「・・あ・の お玉杓子 どうした・・・? 」
「 気味が悪いから、 ネットで 売った・・・よ 」
( お玉杓子・・・? そう言え ば )
『 いまごろ どこに あるんだろうなぁ・・・
お粥 女の出て来る お玉杓子 』
『 さ・・・あ 』
コーヒー喫茶で 興味 深く 会話を聴いていると、一旦は くちもとに
近づけていた、コーヒーカップから 危うく 吹き出しそうになった。
「 風邪の時 夢に出て来る 、女が 作った お粥を 食べると
連れて逝かれるらし いな? 」
「 けど、 断ったら 怪奇現象だけで 済むんでしょ ? 」
『 何人かは 断ったけど 中には、夢の中で
お粥を 食べちゃった者もいるらし い 』
( それ・・・っ; て )
⦅ お粥 作って あげよう か・・・ ?
何か たべないと 元気でないでしょ? ⦆
[ 食欲 ないか・・・ら ]
” ” 何人かは 断ったけど 中には、夢の中で
お粥を 食べちゃった者もいるらし い ” ”
『 次の日 、そのひとは 謎の転落 事故で 亡くなったん だ 』
事故物件なんかじゃ・・・あ、 なかったんだ。
全部 ネットで 購入した、お玉杓子の せいだった のか。
専門家に 頼んで お玉杓子を 渡す事に決めた。
呪いのお玉杓子が これ以上 犠牲を 広げない様 に と。
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