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『 ほご ほっ ほ ” ご 』 っ
・・・また 風邪を ひいてしま;っ た。
幸い 、微熱で 済んだが、 連続で 事故物件 に 当たったのかもしれない。
眠っていると、見知らぬ 女の生首が 黒髪を 垂ら し、
笑っている姿が 夢に でてきた。
身体の調子が 悪かったり 、将来への不安があると 恐い夢を 観る事を
知ってはいたが 女の夢は リアル感が ・・・あっ た。
ど・・・この ? 風景だろ う?? ?
風邪を 引いて寝ていると 逢った事のない女が
お粥を 作ってくれると 言う。
この瞬間 、 危険を 本能的に 感じたのか、なぜ か お粥を 拒ん だ。
そこで めを 覚ますと、 時計の針 の音だけが 部屋に 響いている。
汗を 大量に 流し 、心臓は バクバクと 勢いよく 鳴っていた。