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13層 慢心

6層はゴブローのレベリングをしようと思い、全ての敵を任せていたが、想像以上に余裕もって全滅させることが出来ていた。


「ゴブローめっちゃ強いな。」

「私たちの出る幕はなかったようね。」


自分のテイムした魔物が得た経験値はマスターにも振り分けられるらしい。

素晴らしい魔物使い。魔物使いこそ至高だ……

むふふふ。


その後も、ゴブローの活躍もあり、7層、8層、9層は余裕で攻略することが出来た。

それぞれの階層で1匹ずつテイムし、更には進化もすることが出来、大幅に戦力が増強した。


戦力が増強した俺たちは余裕を持っていた。だが、その慢心がこの敗北の原因となったのだ。


「翔子!危ないっ!」

「きゃあぁ!」

バダッ

「しょうこぉぉぉぉぉ!」

翔子がなんの反応も見せない。

クソッどうしてこうなったんだ……。

「雫!武!」

ついには2人も動かなくなった。

「"ハイヒール"!"ハイヒール"!……」

何度も回復を試みたが、意味はなかった。

「くそっ……。絶対お前を倒してやるからな。オークキング!」


そこで俺たち4人の命は完全に絶たれた……

はずだった。


「ん…ん、俺は生きてるのか?」

周りでみんなが、倒れている。

「あ、あれ?私生きてる?」

みんな動揺している。俺も何が起きたのか分からない。


みんなが起き上がり、今の置かれている状況についてみんなで考えることにした。


「恐らくここは1層。何かが起こって、ここまで転送されたのかしら。」

「え、でも!私たちはあそこで死んだはずじゃ……」

「ええ。たしかに死んだわ。でも私たちはここにいる。ということは、なにか理由があるはずよ。」


「とにかく悩んでばかりじゃ何も分からないわ。進んでみましょう。」

その通りだ。何らかの理由があるはずだ。


「おいみんな、ステータスってどうなってるんだ?」

「あ!忘れてた!ナイスな武。みんな1回みてみよう」


-------------------


神崎 誠 (男) 年齢:17 Lv.2430 <職業:魔物使い>

HP:121600

MP:24840

<加護>

主神:復讐神の加護

副神:治癒神の加護

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<スキル>

固有スキル:反転Ⅱ


パッシブスキル:--


アクティブスキル:光魔法Ⅳ、闇魔法Ⅲ


-------------------


復讐神の加護

スキル1 ?????

獲得条件:①Lv.10000 ②極塞ダンジョンクリア


スキル2

・初期HP固定100

・固有スキルのLv.が上がるようになる


治癒神の加護 Lv.5

スキル ハイヒールⅡ


反転Ⅱ

対象の希望部位を反転させることが出来る。

MP消費は対象により変動する。


テイマーセット

テイムⅢ

召喚魔法Ⅲ

連携Ⅱ

テイム済み:

ゴブリンキング(ゴブロー) <詳細>

オークジェネラル(オクノスケ)<詳細>

ウルフキング(ポチ) <詳細>

ゴブリンキング(ゴブキン)<詳細>

職業スキル:魔物育成


-------------------


-------------------


吉田 武 (男) 年齢:17 Lv.2430

HP:141600

MP:24400

<加護>

主神:復讐神の加護

副神:守護神の加護

<スキル>

固有スキル:防御結界


パッシブスキル:体力強化Ⅱ


アクティブスキル:風魔法Ⅴ、水魔法Ⅰ、土魔Ⅴ、隠密、索敵、威圧


-------------------


復讐神の加護

スキル1 ?????

獲得条件:①Lv.10000 ②極塞ダンジョンクリア


スキル2

・初期HP固定100

・固有スキルのLv.が上がるようになる


守護神の加護 Lv.4

身体強化・上

身体強化付与・小


防御結界・新

自分の周囲に三重防御結界を張ることが出来る。

半径1m×10MP


-------------------


-------------------


佐藤 翔子 (女) 年齢:17 Lv.2430 <職業:賢者見習い>

HP:126000

MP:25300

<加護>

主神:復讐神の加護

副神:怠惰神の加護

<スキル>

固有スキル:スキル付与


パッシブスキル:魔力強化Ⅱ


アクティブスキル:全属性Ⅴ


-------------------


復讐神の加護

スキル1 ?????

獲得条件:①Lv.10000 ②極塞ダンジョンクリア


スキル2

・初期HP固定100

・固有スキルのLv.が上がるようになる


怠惰神の加護 Lv.3

ポイントで選べるレアガチャを引くことが出来る。


スキル付与 Lv.2

対象の人間、物にスキルを与えることが出来る



-------------------


-------------------


内田 雫 (女) 年齢:17 Lv.2780 <職業:主婦>

HP:140000

MP:28550

<加護>

主神:復讐神の加護

副神:絶対神の加護

<スキル>

固有スキル:レベル付与


パッシブスキル:--


アクティブスキル:風魔法Ⅴ、火魔法Ⅴ


-------------------


復讐神の加護

スキル1 ?????

獲得条件:①Lv.10000 ②極塞ダンジョンクリア


スキル2

・初期HP固定100

・固有スキルのLv.が上がるようになる


絶対神の加護 Lv.4

経験値16倍


レベル付与 Lv.3

自身のレベルを消費し、対象にレベルを分け与えることが出来る。

たまに自分のレベルの消費を抑えることが出来る。

抑える量はランダム。


-------------------


ステータスは1ミリも変わっていなかった。

ありがたいことだが、何故こうなっているのか未だに状況が掴めない。


「変わっていなくて良かったわ。ここで変わっていたらさすがに諦めていたわ。」

雫がそういうぐらいだから実際そうなのだろう。

「だよな。やっぱり俺は慢心していた。それが敗北に繋がったと思う。申し訳ない。」

「誠くん!謝らないでください!悪いのはみんな一緒です!ここで切り替えないと先は見えません!」

「翔子…すまない。ありがとう」


翔子のおかげで気持ちを切り替えることが出来た。


そこから1層の再攻略に向け、俺らは歩き出した。







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