目次 次へ PR 1/5 現実依存症 ゲーム、ネット、スマホなどなどの電子機器はもとより、本や雑誌、メールすら気に食わないと豪語する竹道文雄は、今年で六十歳を迎える。 そんな早朝。現実の風景をかみ締めるためにしている散歩を、今朝もしようと家からでると、ポストに一通の手紙が。しかし、手紙をポストから手に取り、表面を見て、顔を歪ませる。そこには、手書きではない、印刷の文字が。 すぐさま二つに破り、道へ投げ捨てる文雄。 それが殺害予告とも知らず。