想起 2
「……――はっ!?何だと?」
「だ、だからさあ……剣が欲しいの」
「何故」
「そりゃあ勿論……戦うためよ」
「きぃ――――――――――っ!あのカチカチ山!何でスワードって私に剣を造ってくれないの!?祝福の剣は気前よく造ったくせに、何で私は駄目なわけ!?」
「まあまあ……。スワードも思う所があったのでしょう。あれも大層馬鹿な男ですが、そこまで馬鹿ではありませんよ」
「リアラ、お前結構容赦ないわね」
「陛下だけのメイドですので」
「……兎に角!スワードは馬鹿よ!大馬鹿者よ!私が頭を下げても頷かないのよ!『スワード様っ、お願いしたいなぁー』って物陰から可愛らしく……っううう出ても駄目だったのよ!尻踊りでもしてあげましょうかね!」
「んんんっ……陛下。陛下ー、あの、それは駄目です。するとしても、僕の居ない所でお願いします……」
「――違うちがーう!私が聞きたいのはそういうことじゃないの!スワードを糾弾せよ!責め立てて、私の剣をつくらせなさーい!」
「リアラ……」
「いえ。私からいうことはありませんね」
「……陛下。よく聞いてくださいね……」
「何よ」
「……剣を持つには、まだ幼過ぎるかとおもっ」
「肉体年齢の話はやめろっていつも言ってるでしょうが――っ!!」
嗚呼、そうか。周りに見える家具がどれも大きいのは、私が小さいからなんだ。
――蹴り飛ばした青い男の脛は、私の蹴り何てどうもないみたいだ。嗚呼、立ち上がったメイドの身長は高い。はあ、そうか。
私は――今、いくつ?
――まあ、いいか。年齢なんて数えるのを止めたのは一体何年前?数える虚無感を覚えたのは一体何百年?ほら、思い出せない。そうだよ、思い出せない程経ってるの。良いかしら?――経ってるのよ。
病んじゃいそうなくらい。
でも、いまはそのことに心を裂いてる場合じゃないでしょ。そうよ、そう。この心は、そのことに占領されるべきじゃない。その目は閉じて、この目を開いてちょうだい。嗚呼、そうね。その目も、この目も。開けるのは――二つだけね。
「……うん?ちょっと待ちなさい二人とも」
視線が集まる。私……は、口角をあげた。
「身長が伸びる所まで伸びたら――剣を取っていいのね!」
「駄目です」
重なる声に、唸り声を上げた。
「ねえ。アレウス!」
「……失礼します」
「あっ、ちょ、待ちなさいよ!」
「団長から陛下に対する指示が出ていますので。それでは」
何彼奴不敬じゃないの!?
「ねえ。ヨハネ!」
「……おお」
「ほっ、良かった……お前は大丈夫なのね」
「いいえ」
「えー……」
「確かに、円卓の騎士であるぼくとしては団長の指示に従う必要があります。けれど……ねえ?我が主。我が主を前にして団長を優先するなんてそんなこと使徒ヨハネがするはずありませんよね?」
「ヨハネ……!やっぱりあんたを迎えて正解だったわ……!」
「ええ、勿論です。小さい我がしゅ」
「小さいは余計なのよ!」
膝に飛び乗ると髪に隠れた方の頬を思いっきりつね上げた。「はははは」と笑うしかしないこの騎士も私の力何て痛くもかゆくもないのだ。嗚呼、もうちょっと育っていればまだ顔を歪めるのでしょうに。幼いっていうのも、案外嫌だわ。
「それで、一体全体如何なさったのですか?まだ日が高いですよね、本日の政務は如何しました?」
「まだしなくていいと言われているの。まあ、肉体年齢で16位になれば解禁かしらね。前回はどうだったかしら?」
「んー……覚えていませんねえ……。それでは要件は?」
「……何も言わずに着いてきて、私をフォローしてくれないかしら?」
「嗚呼。グリームニル卿の所に行くんですかねえ?」
「……うっ」
ヨハネは詰まった私を見て、僅かに笑みの色を変えたような気がした。机の上に広げていた本に栞を入れて閉じると「おお」と何か思い出したような顔をして膝を陣取っている私を見た。
「申し訳ありません我が主。座らせるのを失念していました。まあ、今更なんですけどね?」
「そうね今更だわ。構わない、座って為さい」
「まあ、ぼくは良いんですけど――あ、」
ゴツッ、と固い音が扉からする。私は身体を捻って、扉を見た。すると――、勢いよく開け放たれた扉。その中心には、肩で息をするシリウス。シリウスは私を見ると脱力して両膝を付き、両手を床に付いた。
「はあっ……はあ、えり……エリーシア様……っ!」
「ヨハネ聞かないで!」
恐らくシリウスの狙いは――こうだ。
ヨハネのような素直じゃない奴――いい意味で――は、シリウスの視界を外れた瞬間指示に従わないことはよくある。だから、きっと私が其処に目を付けるだろうと思って、思い当たる節節を走り回っていたのだろう。それか、ヨハネの居場所を掴めなかったか。――ま、恐らく。
目の前でヨハネに命令すれば従わずを得ない、とか思ってるのでしょうね!ならば此方にだって考えがあるわよ!
私はヨハネの膝に膝立ちになると、その両耳を塞いだ。ヨハネは相変わらず笑っている。そして私は確信した。勝利を――……諦めなさい!騎士団長!と、私は後ろを見た。
「し、シリウス?えっ、何で怒って、ひゃあっ」
抱きかかえられた。抵抗する暇さえ与えられずにヨハネの膝から持ち上げられて、椅子の代わりに腕に座らされる。ぐらりと揺れる重心を前に倒して、シリウスの頭にしがみ付いた。
「急に何するのよ……!あ、危ないじゃない……!」
「職務中に部下に手を出す陛下の態度も相当危ないと思いますけどね……」
「は、は!?お前、な、何言ってるの……!?」
「陛下。度々注意していますが、僕は軍人という立場な以上――あまり柔和な性格ではないんです事が事ならば。……だいったいそこのヨハネ!貴公のその顔は何ですか我が主と仰いで起きながら僕のエリーシア様を膝に乗せあまつさえ……!」
「――いやぁですねぇ。その類の煩悩は、イエスによると罪に値しますが?」
「シリウスお前何っていうことを……!」
「団長、我が主は御目覚めになったばかりです。その手で抱きつぶしてやりたいという気持ち、お察ししますけど――、まだ身体が幼いですから、手加減して差し上げてくださいね?」
「よっ、――ヨハネ!?」
「貴公に言われずとも幼い身体に無理を強いるわけないでしょうが!」
「おっ、まっ、お前達――っ!?ひゃあっ、スワード!?」
「貴様等――、正気か?」
何時の間にか私の身体はスワードに抱きかかえられていた。そして、丁寧に床に降ろされる。片膝をついて私を降ろしたスワードは、私の服装を正すとその体制のまま目を鋭くさせ、二人に投げた。シリウスは空に成った手を見て眉間を寄せると、口をへの字に曲げ視線から逃げる。
「汚らわしい。陛下の御耳に貴様らの様な下賤な者の言葉を入れるな痴れ者共。――恥を知れ!勤務中だぞ、精々日が落ちてからするものだろうが!」
大の大人の怒声は今の私の耳にはキツイ。つい肩を跳ねらせてしまう……しかし、まあ、スワードが怒るのも無理はない。第一、こういう話の流れになった時に私が一喝するべきだったのよね……ごめんね、スワード。そして陽が落ちたら良いんだ。まあ、良いんだけれど。
「シリウス……お前どうしたの?急に人が変わったみたいよ……?」
「だって――だってエリーシア様が!」
「私?」
「出ましたねえ、団長の必殺技」
「ヨハネ。貴様は黙っていろ」
「騎士ヨハネと、……っ、すみません。僕の一方的な……嫉妬、でした。はい、すみません。反省します……。けれど……ごめんなさい陛下、聞いてください」
シリウスは私の返答を待たずして語りだす。
「前回は……僕の眠りと、陛下の――還りがすれ違いました。なので、僕が陛下と共に居られるのは随分、久しいことなんですよ……。陛下がいらっしゃらない間、陛下を護る騎士は存在する必要がありますか……?ありませんよね、それくらい僕は……簡単に言えば気が――、いえ……何でもありません……」
「シリウス。気持ちは嬉しいわ。けれど、私が還るのは仕方のないことでしょう?そのことについては他に策が無いのよ。我慢してちょうだいな……ん?ああ、そうか……」
「……はい。ですが陛下!これだけは言わせて頂く!僕と言うものがありながら、他者の膝に抱かれると言うのは如何なものか!」
「馬鹿はおいておきましょう。――それよりもヨハネ、聞いたわね?今の言葉」
「……、――はい。勿論です、我が主よ」
「またヨハネって言ってる!陛下!どうしてそいつばっかり!」
ヨハネは私の視線を受け止め満面の笑みを浮かべた。そしてうるさいシリウスは放置してスワードを真正面から見つめて私が笑うと、スワードの眉がぴくりと動く。
「嗚呼、困ったわ。次に私が還りから目覚めるとき、もしかしたらシリウスが眠ってるかもしれない。これってすごい怖い事だわ。ねえ、ヨハネ?」
「ええ、そうですねえ。まあ僕は騎士といえど元は使徒です。黙示録を書き、遊説する唯の――ヨハネですねえ。困りましたね?」
「あー、どうしようかしらー。やっぱりー、最低限ー、自分の身は―、自分で……守らなきゃ、ね?」
「……エリーシア……回りくどいぞ。――いや、寧ろストレートだな」
「――と、いうことで!ほれ、作ってまいれ」
笑顔でスワードの肩に置こうと伸ばした手をやんわりと掴まれ、元の位置に戻された。私が笑顔から真顔で移りゆく途中に、スワードは成れない笑顔を作り――、言った。
「陛下。一つ、忘れてるな?」
「……何をかしら?」
「陛下は剣の他に、爪を持っておられる」
「爪……?爪ってどういう……ちょ、何処にいくのよスワード!」
「必要ない。たとえ剣が眠りこけていても王を護る盾ならいくらでもいるからな」
立ち上がり部屋を後にしようとするスワードの後ろを小走りで付いていく。
「爪って――リアラ達の事!?冗談じゃないわ、あの子達は戦えるけれど元々そういう――ってスワード!走るな――っ!」
大人の足に子供が追い付けないことをわかってて……走ったのねあいつは!もう!何よ!何よ――っ!
「――‼……!――貴公は陛下に対して礼儀が成ってないと先程から申し上げているんです‼」
スワードにべーと舌を出していたら、飛び出た部屋から怒声が聞こえてくる。私はやれやれ……と頭に手を付いて、軽めにうんざりして部屋へ戻った。ま、予想通りの光景だ。
ヨハネは、私が迎え入れた元人間。一度人として死に、その信仰心の篤さから私を含めた全員が賛同した。彼を人の輪廻の輪から外すことを。
ヨハネが赤子の時、騎士団の練習場に連れて行ったことがある。その時にやけに剣を気に入って、見様見真似で振るもので……それを可愛い、と思った騎士団の者達が隙在らばヨハネに剣を持たせるから――、元々の忠義の篤さも合間って無事、記憶を戻した後も騎士団入団。そして気づけば――、
『我が主よ。……ぼく、決めたんですよ』
何時の間にか張り付いた笑顔を綺麗に愉快に深めて、座に足組む私の前で跪いた。
『シリウス団長の元へ、降ります。……けれど、ぼくの最終的な忠誠心は我が主よ、貴方に捧げます』
『……大体騎士団に入ればそうなるでしょ。今更何言ってるのお前』
という一連の流れがあるのだが……。
さて、これはどうしたものかな……。
「団長、前々から言っていますが……ぼくは使徒ヨハネ、ですよ?この意味、わからないのなら相当キテますねえ。今すぐお眠りになられた方が良い、ええ、いいですねえ」
「――わかっています!ったく……、貴公は円卓の騎士です。そして、その円卓の騎士の頭は僕だ。陛下はアーサー王ではないのですから、剣を握る必要はないんです……わかりますか!わかりなさい!」
シリウスに、いい加減にしなさいと声を掛けようと思って開いた口を閉じた。はあ、と聞こえないように小さく溜息を吐いて踵を返す。
「……団長。そのことについてなのですけど――……」
……まあ、確かに剣をその手に取るな、と人に伝えたのは何を隠そう私よ?でも、それは人々の間で争いを――……子供達の殺し合いを見たくなかったからで……、この世界に於いて私が剣を持たないでいい理由にはなり得ない。そのことはきっと彼らもわかっているはず。
じゃあ、何故こうも皆、頑なに拒むのかしら……?
「わからないなあ……。……私もそろそろ剣を持たなきゃ、きっと……」
世界の均衡が崩れてしまうでしょう。
――いいえ、その選択を悩んでいる時点で、もう……その均衡を崩すきっかけになるピースは抜かれているのだ。
**
「成程。人に頼っても埒があかない、何なら一人で乗り込んでやろうこの糞スワード……と思って、来たのか」
「誰も糞スワードなんて言って無いじゃない。……思ったけど」
「そうか。俺も同じことを考えていた。――奇遇、だな」
「はあ?」
目の前に緑茶が置かれる。……おお、巫女や巫以外にも入れられる奴が居たとは。陛下驚き。
有難く頂戴して茶を啜った。うん、良い温度。子供舌でも飲めるように――。
何かに気付いてしまったけれど、ここは大人しく行為を受け取って置こうと思う。ここで不機嫌に成り言葉を吐くのは、まさに子供の衝動なのだから。
「――……時に、エリーシア。エリーシアは……昔から剣が欲しいと言っていたな」
「そうね」
「俺も含めた周りの者は――少し驚きすぎてな。お陰で何百年も……いや、現在進行形でエリーシアの願いを拒み続けている、というわけだ」
「……そうね」
「怒るな。――で、一度くらい真剣に話を聞いても良いかな、と今思った」
「お前随分偉くなったものね」
「引退して俺に王位でも渡すか?住む場所は造ってやるが、俺の領土に」
「お前にしては面白い冗談を言うのね。……遠慮する、自分の責任を眷属に押し付ける程弱くないのよ」
「……王としての世界で最も重要な役割。――浄化。それだけで、普通君臨者としては考えられない――肉体の転生を繰り返す。このことは王宮内でも一部の者しか知らない極秘事項――……エリーシア。何故、剣が欲しい?」
私は口に含んだお茶菓子をお茶と共に流し込むと、ナフキンで口元を拭いた。窓に寄りかかり陽を仰ぐスワードを、瞼で日射を遮りながら答える。
「自分の身を、自分で守れるようにするためよ」
その言葉に眉を顰めたスワードは、鋭い日差しに機嫌を損ねた様な顔で私を見下ろした。
「見てよ、この姿。一世界の――、二世界の王が、幼子の姿を形取っているわ。ねえ、スワード。お前が本気に成れば私なんてすぐに――死んでしまうのよ。殺せるのよ」
「三柱のどれか一柱がエリーシアを殺める心配でもしているのか?」
「――いいえ。そのことについては全くしてないわ。心配する方が現実的じゃない。そういう類の想像に時間を裂いている暇はないの」
「では、何をして己を弱いと断定する?王には生まれながらの剣と盾がある。その手が持たずとも、自立した盾と剣がエリーシアを護る。手に握らないだけで、既に持っている。何を今さら、振える剣が必要なんだ?」
「ええ、その通り。私には初めて生まれた時から頼もしい剣と盾があるわ。お前たちのお陰で、この世界もあの世界も平和だった。多少の争いはあったわ。けれど、どれも速やかに鎮圧出来た……でもそれって、何時まで続くのかしら?……スワード。永遠に変わらない世界なんて、無いの。万物は流転する――……お前の言葉よ、スワード」
「確かに。……やはり回りくどいぞ。単刀直入に簡潔に言え」
「終わらせたいの」
目線で訴えられた言葉。ここで言葉を切ることは出来ないみたいね。
「……私が始めた事を、私の手で終わらせるわ。つまり……魔界を破壊する」
「……成程。直接、エリーシアが指揮を執るつもりなのか」
「ええ。それがせめてもの、……あの子達への情けよ。咎人となったそれぞれの眷属達を、人に堕とすことさえ危険だと判断して、牢獄を造り、そこへ幽閉した。……ほぼ、怒り任せだった。ハデスだけに全てを任せて、送り込んだ。送り込んだ者達が更生するはずがないわ、だからといって記憶を剥奪し、人間に変えても……魂の穢れが過ちを引き起こさせ、人間界を荒らすでしょう。……だから、一か所に集めて、永遠に蓋をしようとした……」
「そんな私を憎いと思った――でしょうね。当たり前だわ。だから、人へと変わらずに、生まれる前に――私の中へと戻って貰うの」
「万物は王に通ず。――穢れを無理やり浄化させるつもりか」
「ええ。そしてもう一度、生まれさせるわ。……人として。其の為には、私自身が咎人達の肉体の停止を実行しなければならないの。スワード……お前や、シリウス、もしくは竜にそれをさせてしまったら……取り返しのつかないことになるでしょう。感情って、恐ろしい」
「ふむ……。正当な理由だ。そういう理由ならば……少々苦いが、飲まざるを得ない」
「――ほんと!?」
「嗚呼。……だが、何故初めからそう言わない?別にやましいことではないだろうが」
「シリウスには聞かせたくないのよ。……グリームニル卿。今の話は、私と卿との秘密の談笑――、秘匿しなさい。これは勅命よ」
スワードは僅かに驚いたように目を開いた。けれど、その目を伏せると、膝を付いて胸に手を置く。
「――名に懸けて、拝命する」
「……じゃあ、造ってくれるのね?」
「嗚呼。……エリーシアの剣術にはいくつも不安な点があるから、少しばかりアレンジを加えるが構わないな?」
「ええ。構わないわ。……ふふっ、本当はねもう一つ、理由があるのよ。教えてほしい?」
「はは、是非」
「ほら――……日本で、鵺が退治されたそうじゃない?」
「鵺?」
「そう。退治した人ね、褒美に刀をもらったらしいの!覗いて見てみたんだけれど、……嗚呼、不思議よねえ。すっごい綺麗で、――私も欲しくなっちゃった」
えへ。
「……まさかエリーシア」
「そう。魔界の方が後付け」
「…………エ、エリィィイイシアァアアアアアア!!!!」
「あはははははっ!もう逃げ場はないわっ!お前は、名に誓ったのだから!ばーかばーか!」
――全ての剣を取る者は、剣に倒れる。
そう、人に教えたのは私だった。そしてそれは、私達にも当てはまる。……嗚呼、そっか。恐らくシリウス達は私が剣を取ることによって生まれてしまうその可能性を根から断ち切りたかったのでしょう。彼らは、私に優しいもの。
けれど、私は斃れないわ。だって私には――きっと、私が私自身に刃向けたとしても、護ってくれる三柱がいるのだから!
ふふっ、私って――幸せ者ね?
アンスが造られる過程でした。何とも……アンス君……^p^




