寝て任せちゃお…
短すぎる!
「川崎さん、どうしても原宿じゃなきゃダメな理由は?」
吉田君が助手席で美緒ちゃんに向かって言ってる。うーん、あんまり人ごみだと確かに私が嫌だなぁ、美緒ちゃんたちとはぐれちゃうと何が起こるかわからないし。
「エリちゃんに可愛いもの着せたいじゃない?」
それ実は美緒ちゃんが行きたいだけなんじゃないかな?最悪仕事行くときの服があればいいしなあ…それよりまず下着が欲しい。エリちゃんの服は確かに大事だけど、今は明日着る服と下着じゃないかな?あと靴!まずは自分で煙草を吸いたい!って替わったエリちゃんに声をかける。
(エリちゃーん)
『なあにー?』
(美緒ちゃんに今すぐ下着が欲しい!って言ってー)
「美緒ねーちゃん!なぎさちゃんが今すぐ下着ほしい!って言ってる!」
ここからだと池袋がいいかもしれないけどもっと近くにショッピングモールあるし!ただし売ってるかどうか!前の私と比べて胸囲の格差社会だからさー…エロい下着が映えそうだけどそんなものはいらないんだよ…誰に見せんのよ…?美緒ちゃんくらい?まあ最悪包帯でごまかすって手がある。おっきいからどうしてもねえ…
「だったらなおさら原宿じゃないの!可愛いとかセクシーとか…いまのなぎさちゃんだとなかなか無さそうだけど、選択肢は多い方がいいでしょ!」
運転中なのに私にキレてる。エリちゃんのためだからやっぱり原宿の方がいいか…と思って結局原宿なんだけど、エリちゃんが大興奮。人込みあんまりない環境だったのかな?正直私は仕事着と下着と靴程度で抑えるつもりなんだけど…美緒ちゃんがやばい目で私を見てるのがねえ…まあ、美緒ちゃんに任せたらいいんじゃないかしら?
「なぎさちゃんがあたし寝るわ、エリちゃんと美緒ちゃん任せた!って言ってるー」
「え!?ま、待ってください!」
「だいじょーぶ!エリちゃんコーデバッチリ決めるからねなぎさちゃん!美緒おねーちゃんにお任せなさい!」
なのでエリちゃんに好きに動いてもらう事にしました。少し私は休憩休憩。意識を手放したら…夢を見たのですよ。身体は起きてるんだけど意識が寝てる、しかもエリちゃんが自発的に動いていると言う訳ですわ。私の脳や身体を休めることはできるのかねえ?それで私は完全に意識を手放す。
Xでガッチガチに固めすぎちゃって書きづらい…まあその概念は捨てちゃうつもりなので一旦ここで区切るつもりで1000文字以下で更新なんですけどね。




