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第三十五話 キティとしらね、それぞれの思い

急いで執筆したので変なところ(主に話の流れ)があると思いますが、ご了承ください。


『コンステレーション』との訓練から約2ヵ月後の11月上旬、『キティホーク』の姿は高知県土佐沖にある米軍演習区域、通称“リマ”と呼ばれるに区域の中でリマ海域と呼ばれるところにあった。

『キティホーク』は約5ヵ月に及ぶ任務を終え8月25日に横須賀に帰港し、約1カ月の休養を取ったのち10月中旬に行われた米韓合同演習『フォールイーグル』に参加、そして自衛隊と年次演習を行うために現在に至っている。

そんな『キティホーク』の飛行甲板を忙しなく動く乗組員を見ながら、艦魂であるキティは横須賀に一度戻った際の事を思い出した。

横須賀で空母が利用する8号バースに接岸した際、乗組員たちは皆、短い休養に気持ちを高ぶらせており、ジャックも嬉しそうにしていたのを覚えているが、キティは休んでいる暇はなかった。

と言うのも第七艦隊の旗艦であるブルーが東アジアの各国を表敬訪問していたため、キティが代理を務めなければならなかったのである。

幸い、キティ達が戻ってきてからすぐにヴィスやケインが出港したため、戦闘艦はフリゲートが3隻だけだったのでその内容は比較的楽であり、半月後にはブルーが戻ってきた。

しかし、戻ってくる頃には今回の任務のため準備に追われていたためほとんど休める事はなかった。

普段なら仕方がないと片づけるのだが、この時のキティは時間がとれなかった事を少し悔やんでいた。

その理由は多忙なキティでも感じられた、海上自衛隊の艦艇から流れ出る重い空気であった。


『コニーが言っていたけど、ここまでとはね……』


横須賀での様子を振り返りながら、キティは自身を取り囲む艦艇へと視線を向けた。

現在、『キティホーク』の周囲には『チャンセラーズヴィル』、『モービルベイ』、『ジョン・S・マケイン』の他、O・H・ペリー級フリゲート2隻が展開しており、それらとは一陣外側に海上自衛隊の艦艇がいる。

そして、それらの艦艇からは横須賀の時ほどではないにしろ、重苦しい空気が漂っていた。

今回の演習について書かれた手元の資料に目を向けながらキティは何やら思案するが、すぐにため息をついた。


「一応、本国も関わって入るけど、私が首を突っ込むには気が引けるわね……」


現段階でさすがにアメリカの艦魂である自分が、まして1空母打撃群を率いるキティがこれにかかわるのは色々とまずい。

しかし、友人が関わっているためあまり無下には出来ない、と言うのがキティの本音である。

どうしたものかとキティが頭をひねっていると背後に転移の気配を感じたため、そちらへと視線を向ける。

すると予想通り、キティの前に二人の艦魂がその姿を現した。


「司令、しらね司令をお連れしました」


そう言って敬礼するのはカーティスの代役を務めるケインで、その後ろには白い制服を着た しらねの姿があった。


「お久しぶりですキティホーク司令」


「元気そうでなによりです、しらね司令」


キティは答礼すると視線をケインに向ける。

ケインは一瞬、戸惑いながらも一礼をして、その場からどこかへと転移した。

転移した事を確認するとキティは笑みを浮かべながら、しらねに礼の言葉を贈る。


「ありがとう、しらね。あの手紙を渡してくれて」


改めて感謝するキティに対し、しらねは首を振った。


「当然のことをしただけよキティ。むしろこちらが謝る方だわ」


そう言って しらねは表情を曇らせた。

おそらくコニーが寄港した際に起きたヴィスと むらさめとの間で起きた一悶着についてだろう。


「コニーも言っていたと思うけど気にしないで……」


「でもっ……」


キティの言葉を遮ろうと、しらねが声を上げるがキティはその口を指でそっと押さえた。


「お酒の席だもの仕方がないわよ」


聞いた話では、確かにあの場でアメリカの艦魂達への本音を漏らした むらさめが悪いが、それをまさかの方法で聞き取り、すぐに腕をあげたヴィスにも非があるのだ。

コニーが言っていたのと同じ様に言うが、しらねはまだ納得できていないようである。

キティは少し悩むと仕方がないと言った様子で口を開いた。


「お酒が入れば……ね。貴方も人の事、言えないでしょ」


すると、しらねは顔を赤くして俯いた。

どうやら、自分の酒癖の悪さを思い出しているようだ。

その様子を見てキティは僅かに顔を曇らせる。

正直な話、しらねの酒癖の悪さを指摘したくなかったのだが仕方がない。

と言うのもキティとしては、あまりこの話に時間を割くわけにはいかなかったのである。

キティは表情を引き締め俯いているしらねに声を掛けた。


「……はるな……どうしているの」


その言葉にしらねは顔をあげ表情を引き締める。

そこにあるのは第一護衛艦隊の旗艦としてのしらねの表情である。


「それは、アメリカ海軍のキティホーク司令として?それとも……義姉さんの友人のキティとして聞いているの?」


しらねが放つ語気は先ほどまでと打って変わって鋭かったが、キティはその様子に臆することなく当然の事のように受け止めた。

キティは一呼吸おくと、しらねにはっきりと答えた。


「あなたの義姉である、はるなの友人のキティとしてよ」


そう言いきったキティに対し、しらねはジッとキティの瞳を見つめた。

そして、安心したように大きく息をつくとキティの質問に答えた。


「……大丈夫。はるな義姉さんも、みょうこうや あぶくまも落ち着いているって」


「本当?」


「義姉さんも みょうこうも覚悟が出来ていたみたい」


しらねの答えを聞き、キティは安心しホッと胸をなでおろした。

今年の春先、ちょうどキティがタンデムスラストに参加するため日本を離れた直後に、日本海で1つの事件が起きていた。


3月22日の午後、鳥取県にある美保通信所が日本海は能登半島東方沖にて発せられる不審な電波を傍受した。

この情報を受け、舞鶴基地より第三護衛艦群より直轄艦である『はるな』と所属する『みょうこう』が、また舞鶴地方隊より『あぶくま』の三隻の護衛艦が緊急出港した。

そして翌日の午前、海上自衛隊八戸基地所属のP-3C哨戒機が佐渡島西方18キロの領海内と能登半島の東方沖64キロにいる不審な船を発見。

それぞれの船で船名が確認できたのでそれぞれの船名について漁協に問い合わせたところ、その海域にいるはずのない船と判明。

これらの情報を受け『はるな』は佐渡島方面、『みょうこう』は能登半島方面の不審船の追跡を開始した。

なお、『あぶくま』は他の二隻よりも速力が遅いことから佐渡と能登の中間より追跡を開始する事となった。

また、この情報は海上保安庁にも報告され付近の巡視船も『はるな』や『みょうこう』と合流した。

その後、海上保安庁の新潟基地のヘリコプター『らいちょう一号』による船舶電話での朝鮮語、英語、日本語で呼びかけ、『はるな』の艦載ヘリが不審船を撮影しながら追跡を続けた。

しかし、不審船は速力を徐々に上げ逃走を続け始めたため速力の劣る一部の巡視船が離脱し始めた。

その報告を受け、海上保安庁を管理する運輸大臣は威嚇射撃を許可するよう第九管区海上保管本部に通知した。

それから約一時間後、第九管区海上保安本部長から法に基づく威嚇射撃を指示された。

現場はすでに暗闇であったが、『みょうこう』の探索灯を元に『ちくぜん』が20ミリ機関砲による威嚇射撃を行い、佐渡方面でも『はまゆき』の13ミリ機銃と『なおづき』の64式小銃で威嚇射撃を行った。

すると、この威嚇射撃に触発されたためか不審船は更に増速し、ついに35ノットまで増速した。

ここまで来ると、30ノット前半が最高速力である『はるな』や『みょうこう』でも追跡は厳しくなった。

まして、最大速力が20ノット前半大の大型の巡視船や30ノットは出せるが小型で航続距離の短い巡視艇での追跡は困難である。

そのため何とか追跡していた巡視船らは次々と追跡を断念、深夜に入るころには全ての巡視船艇が離脱してしまった。

そのため不審船を追跡しているのは三隻の護衛艦のみとなってしまい、特に『はるな』に至っては一隻のみでの追跡となっていた。

そのため一時は、追跡を断念すべきとの声が官邸対策室から上がったが不審船が停船しているとの報告を受け、防衛庁長官は海上自衛隊による治安維持行動を認める、海上警備行動を発令。

P-3Cの150キロ対潜爆弾による警告爆撃と『はるな』『みょうこう』の両艦に対し主砲である127ミリ速射砲による警告射撃の許可を出した。

途中、ロシアの防空識別圏に入るためロシア側の許可を得ると同時にロシアと共に追跡を続行したものの、不審船は更にロシアの防空識別圏を突破したため追跡はそこで打ち切りとなった。


これが後に言う『能登半島不審船事件』である。

この事件は46年ぶりの海上保安庁による威嚇射撃と、海上自衛隊初の海上警備行動が発令されたということもあって周囲の関心は大きかった。

そしてそれはキティも同じであり、特に再び実戦で主砲を放ったはるなの事を聞いた直後から心配をしていた。

そのため、しらねの話を聞いてやっとキティは安心する事ができた。

しかし、今度はしらねが再び顔を曇らせる。


「でも……」


それだけ言うと しらねは今回参加している自衛隊の艦艇へと目を向ける。

はるなや みょうこうなど現場にいた艦魂達は落ち着きを取り戻しつつあったが、海上警備行動を発動しておきながら結局何もできなかったという事が他の艦艇に変な意識を与えてしまっていたのだ。

当然、キティもその様子を感じていたがこれは海上自衛隊の問題であり、キティが口出しをするわけにはいかなかった。

すると、しらねはポツリとある言葉を漏らした。


「もう少し早ければ……」


「しらね?」



「みんなどことなく悔しがっているのよ……」


俯いて話す しらねの様子を気にしながら、キティは改めて自分たちの周囲を囲む護衛艦へと目を向ける。

相変わらず立ち込める重苦しい空気を感じるが、しらねの話を聞いたせいかそれはそれぞれの無念の念の様な気がしてくる。

この国を守るために自分たちがいるのに、何もできなかったというのがその原因だろう。

しかも、今回は去年の弾道ミサイルの時と違い、どの艦でも対応できる事案だけにその動揺は大きかった。

俯くしらね励まそうと声を掛けようとした時、意を決したようにしらねの口が再び開いた。


「実はね……ここだけの話にしておいてほしいのだけれど、今回の事件で海上警備行動はもう少し早く出されたかもしれないの」


「えっ!?」


驚くキティに しらねはゆっくりと頷いた。

巡視船が次々と追跡を断念し始めた頃、官邸の対策本部では海上警備行動を発令すべきとの声が上がり始めていた。

しかし、官房庁長官がこれに反対し、海上警備行動を行わない方が良いと話したのである。

そのため追跡を一旦、打ち切るとの判断がなされる寸前になった。

ところが、逃走していた不審船は日本側が追跡を諦めたと思ったのか、何故か停船したのである。

その報告を受けた、防衛庁長官はこれを好機とし海上警備行動を発令することを決断したのであった。

そして、不審船が停船してから約一時間後に海上警備行動が発令されたのであった。


「もちろん、あの状況で発令されていても必ず確保できたとは言えないけど……」


しらねはそれだけ言うと再び俯いた。


「その事を知っているのは?」


「あくまで噂程度の物だから、私達直轄艦だけ……」


「そう……」


キティは心の中でそっとため息をついた。

空母であるキティも、今のしらねの様に一部の物しか知らない情報を扱うことも多いが、今回のように自軍全体に影響するような事を持った事は少ない。

むしろ、この手の物はブルーやフォートの方が触れる事は多いだろう。

その手の物に付いてくる悩み負うことも……


「本当なら私たちがみんなのケアをしないといけないのだけれど、その事が鈍らせているの……」


そう言う、しらねの言葉は他のものより上に立つ物ならではの悩みである。

今回の場合、政府の重要人物が関わっており、もしこの事が知れ渡れば艦魂達の士気は一気に落ち込むだろう。

それ故、しらねは自分の口から洩れるのを恐れ、皆に声を掛ける事が出来ないでいた。


「ねぇ、キティ。貴方ならこう言うときはどうしているの?」


「それは、しらね司令として?それとも私の友人として?」


しらねの質問にキティは先ほど、しらねがした質問でサラリと返した。

すると、しらねは目を見開き驚いたような顔をした。

まさか先ほどの返しを受けるとは思っていなかったのだろう。

そして、今まで少し落ち込んでいた顔が少しだけ明るなり、いつもの雰囲気が戻った気がした。


「あなたの友人としてよ」


しらねが少しだけいつもの様子に戻ったのを確認して、キティははっきりと答えた。


「一人で抱え込んでいるわね」


まさかの答えに、先ほどまでとは打って変わりしらねの顔が強張る。

しかし、キティはしらねの様子を気にせず話を続ける。


「ずっと抱え込んで、なやんで……」


話が進むたびにキティのトーンも少しずつ下がる。

それは、キティ自身がかつての自分を思い返していたからで、まるで自分に言い聞かせる様な話し方であった。

しかし、それは昔の話である。


「でも、最後はフォル姉さんやコニーに相談するの」


最後の最後に悩みを分かち合えるのは結局、同じ悩みを持つ姉妹達であった。

そして、その事を知っているのは護衛艦の中にもいる。


「少なくとも、はるなはその事を知っていると思う……」


海上自衛隊初のヘリコプター搭載護衛艦として就役した彼女もまた、同じ壁に当たっているはずである。

それも、妹である『ひえい』が就役する直後から……

キティが話し終えると二人の間にしばしの沈黙が流れるが、その沈黙はしらねによって打ち破られた。


「……今度、話してみる」


どこか戸惑いのある声であったが、根本にあった悩みが少し和らいだような印象を受けた。

キティは胸をなでおろすとしらねに手を差し伸べた。


「頑張ってね」


しらねに向けられたその言葉には、キティ自身への励ましも含まれているようだった。

そして、しらねもまた差しのべられた手をしっかりと握った。


「うん。頑張って見る」


二人がしっかり手を握り締めると、どちらからともなく笑い始めた。

それは互いに心配していた事が、同じ様なことだったからかもしれない。


「でも、キティって本当に優しいわね」


笑いを少しずつ押さえながら、しらねはキティへそう言った。

と言うのも、今までここまで自分たちの心に触れてくる存在はいなかった。

キティは意外そうに『そう?』と返そうとした時、キティの胸元にある通信機が鳴った。

するとキティは笑みを消して司令の顔になる。


「どうしたの?」


通信に答える声音はどこか緊張している。

今、ここでしらねと話しているのは今回、同伴している艦魂全員に伝えられており、余程の事がなければ呼ばない様に言っていたのである。


『すみません司令!ヴィルさんが……』


キティの問いに答えたのは、先ほどしらねを連れてきたケインであった。

そして、その声にはどこか焦っているようであった。

その様子にキティも思わず声をあげる。


「ヴィルがどうしたの!?」


『ヴェイさんの所で、こんごうさんと喧嘩を……ブツッ』


ケインの話しが終わらないうちに、そこで通信が切れた。

キティが通信を聞いていたであろう、しらねを見ると彼女もまた表情を引き締めていた。

そして二人は何も言わずに喧嘩が起きていると報告のあった『モービルベイ』へと転移していった。

第二十二回 アメリカ合衆国海軍特別広報放送局〜略してたまテレ


キティ「どうも、約二ヵ月半ぶりのキティホークです」


カーティス「諸事情により本文での登場が急遽キャンセルされてしまったカーティスヴィルバーです」


キティ「そして今回は特別編と言う事でもう一人!」


しらね「ど、どうも、第一護衛艦群直轄艦『しらね』の艦魂のしらねです」


カーティス「今回はこの三人でお送りします」


キティ「今回は特別編らしいけど何かあったの?」


しらね「えっと……去る2010年10月13日、昨日ですね。5000トン型汎用護衛艦こと、あきづき型護衛艦の一番艦『あきづき』が進水したそのお祝いだそうです」


キティ「あきづき……懐かしい名前ね」


しらね「先代のあきづきさんにはお世話になりました」


カーティス「私はお会いした事が無いのですが、どんな方だったんですか?」


しらね「明るく元気な人でした」


キティ「はるなも振り回されていたわね」


カーティス「そうなんですか?」


キティ「ええ、少しだけど『はるな・その手に負いし咎の記憶』にも出ているから読んでみるといいわね」


しらね「ちゃっかり宣伝していますね……」


キティ「少しくらいいいでしょ、それに先代のあきづきは就役した時、DD-961としてアメリカ海軍の駆逐艦として籍を置いていたのよ」


カーティス「そうなんですか?」



しらね「はい。就役と同時に日本に引き渡されましたけどね」


カーティス「と言う事は先代のあきづきさんは、私の遠い先輩に当たると言えますね」


しらね「そうなりますね」


キティ「でも、現実世界では私は一緒に演習参加できないのが少し残念ね」


しらね「私やカーティスさんは演習や訓練でお会いしそうね」


カーティス「どんな人なのでしょうね?」


キティ「きっといい人よ」


カーティス「演習と言えば本文中でも書かれていましたが、そろそろ日米年次合同演習の時期ですね」


キティ「でも、今年はなんか大変そうね」


しらね「色々ありましたからね……」


キティ「しらね……」


カーティス「……」


しらね「ごめんなさい。こんな雰囲気にしちゃって」


カーティス「いえ、気にしないで下さい」


しらね「でも……」


キティ「私達、艦魂なら仕方がないわよ」


しらね「……ありがとうございます」


キティ「さ、元気よく行きましょ」


カーティス「そうですよ、しらね司令」


しらね「はい!」


キティ「元気があってよろしい!」


しらね「ヴィルさんほどありませんよ」


キティ「まぁ、ヴィルほどはさすがに勘弁願うわね」


カーティス「そう言えば、今回も何かやらかしていたみたいですね」


しらね「こんごうが関わっているから、きりしまの時みたいな事があるかもしれません」

カーティス「でも今回は、私はいないので……みているしかできませんね」


キティ「厄介な事にならなければいいんだけど……」


しらね「次回が気になりますね」


カーティス「そう言えば作者さんから司令に渡すようにと手紙を預かっています」


キティ「この手の手紙は嫌な気がするのよね」


しらね「そう言わないで……」


キティ「……」


カーティス「何て書いてあります」


キティ「『次回更新は12月になります』だそうです」


しらね「それだけですか?」


キティ「ええ……あ、詳しくは活動報告に書くとの事です」


カーティス「以前にも似たような事があった気がしますね」


キティ「まぁ、今回は2ヵ月かかったし、その延長と考えましょ」


しらね「……トムの爪を鋭く研ぐのは程々にね」


キティ「分かっているわよ。では今回はこの辺で」


カーティス「いつものように意見・感想を待っています」


しらね「コメントでもいいのでどうぞご気軽にお越しください」


キティ「次回もお楽しみに!」

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