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第二話 アメリカ第七艦隊

キティのプロフィールに家族構成追加しました。

アメリカ軍第七艦隊

艦隊とは言っているものの常に属している艦はいない、アメリカには現在五つの艦隊があるがそれは常にどの艦で構成されているかというわけではなく海域で分けられている。


西大西洋をカバーする第二艦隊

東太平洋をカバーする第三艦隊

アラビア海とペルシャ湾をカバーする第五艦隊

地中海を中心とする東大西洋をカバーする第六艦隊

東太平洋とインド洋をカバーする第七艦隊


これらの海域にいるだけでその艦はその艦隊の所属艦となるのである。例えば日本からアメリカへ向かうだけで第七艦隊から第三艦隊に所属が変わるのである。これからもわかるようにアメリカは現在、世界の海すべてに艦隊を派遣しているといえる。その中でも第七艦隊は全艦隊の中で一番の面積を誇っているそのような艦隊すべてを統率する司令部がおかれているのが……


揚陸指揮艦『ブルーリッジ』


その一室で執務を行う一人の少女がいた彼女こそ、この『ブルーリッジ』の艦魂にしてこの第七艦隊に所属する艦魂のトップである。

その姿は年齢が12歳ほどだが見かけによらず大人のような雰囲気を醸し出しており肩までかかるプラチナブロンドと眼鏡が印象的である。

今まで黙々とパソコンのキーを打っていた手が止まり顔をあげると部屋のドアをノックする音が響いた。


「入れ。」


「失礼します。」


ドアを開けて二人の人物が入ってきて姿勢を正し敬礼し、それに対しブルーリッジも硬い表情で答礼する。


「本日より第七艦隊横須賀基地に配属されたキティホークです。」


「第七艦隊の総司令を務めるブルーリッジだ。回航ご苦労だった、今後の活躍に期待しているぞ。」


そこでブルーリッジは一度息をつき顔をゆるめた。


「お久しぶりですキティ司令。」


「久しぶりね、ブルー。でも今はあなたがこの艦隊を率いているのだから、司令はやめてくれない?」


「いえ、司令はもう間もなく“The First Navy Jack”を受け継ぐ方です。そのような方には失礼はできません。」


「あの、失礼ですが総司令と司令はどのような関係なのでしょうか?」


二人の砕けた様子に驚いたカーティスが声をかけてきた。


「そんなに驚かないで、ただの古い友人ですよ。」


「キティ司令とは生まれが同じフィラデルフィアでなその関係で仲良くなったんだ。」


「そうでしたか。そのようなこととは知らず失礼しました。」


話の邪魔になるだろうとカーティスが下がろうとする。


「ちょっと待ちたまえ、君にたのみたいことがある。」


「何でしょうか?」


「キティ司令に側近としてついてくれないか?」


「私が……ですか?」


戸惑うカーティスに対し、ブルーはうなずいて続けた。


「君の実力ならキティ司令の側近が十分務まるからな。受けてくれないか?」


「……わかりました、このカーティス・ウィルバーその任を受けましょう。」


その返事にブルーはうなずいた。


「カーティスこれからよろしく。」


「よろしくお願いします。」


キティが手を差し出し、カーティスはしっかりと手を握った。


「では、私は失礼します。」


「カーティスそれほど急ぐことはあるまい、もう少しゆっくりして行きたらどうだ?」


「総司令お言葉はありがたいのですが明日の準備があるのでこれにて失礼します。」


そういうとカーティスはキティとブルーに敬礼をして足早に部屋を出て行った。


「明日他の準備ってなんなの?」


「司令の歓迎会ですよ、来たばかりで辛いだろうということで明日にセッティングしておきました。」


「ありがとうブルーそれで何人くらい来られるの?」


その後キティとブルーは明日の歓迎会のことや自分たちの話で盛り上がり気がつくと日が暮れ始めていた。


「おお、もうこんな時間か。」


「本当だわ、じゃあ明日の歓迎会でまた会いましょうブルー。」


「それについてなのですが……」


よほど嫌なことなのか何度か言葉を濁しながらブルーが話そうとしたときドアをたたくノックが鳴った。


「入れ。」


その返事は先ほどキティたちが来た時と同じ答えだったが込められた感情は明らかに違っていた。おそらく相手が誰かわかっているのだろうなぜならその感情は確実に相手を見下している感情だったからだ。


「失礼します。」


そう言いながら現れたのは海上自衛隊の服を着た一人の少女でキティは何度かその少女と話したことがあり素晴らしい指揮官であることも知っていた。

そして相手がだれかを確認したブルーは皮肉を込め、口を開いた。


「やはりあなたでしたかホワイトリッジ。」


第二回 後書き大会(大会じゃないじゃん!)

キティ「第二の今回紹介するのはこのお二方です。」


ブルーリッジ(以下ブルー)「第七艦隊旗艦、ブルーリッジだ。」


カーティス・ウィルバー(以下カーティス)「カーティス・ウィルバーです。」


キティ「ではさっそく紹介しましょう。」


ブルーリッジ

身長:140cm位

体重:機密

見た目年齢:12歳ぐらい

家族構成:妹が一人(次女『マウント・ホイットニー』第二艦隊旗艦)

好き:アメリカ、キティ

嫌い:妹、共産圏と中東の国、日本

特徴:肩までのプラチナブロンドと眼鏡


カーティス・ウィルバー

身長:150半ば

体重:秘密

見た目年齢:15歳ぐらい

家族構成:姉三人、妹十八人(98年8月11日現在)

好き:姉妹、こんごう姉妹、アメリカ、日本刀

嫌い:争いごと、潜水艦

特徴:短めのポニーテール(本人いわく侍をイメージしているらしい。)


キティ「以上です!」


ブルー「ところで作者は?」


カーティス「先ほど火星先生にメッセージを送っていましたが何かあったんでしょうか?」


キティ「何かやらかしたら首にロープをくくりつけてもう一方をカタパルトにつけて打ち出します。」


ブルー「首が無くなるな。」


カーティス「ところで次回は?」


ブルー「おそらくホワイトリッジのことだろ。」


キティ「あの人にそんなこと言わないの!」


カーティス「誰なんですか?」


キティ「それは次回を読んでね、では失礼しました。」

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