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【短文】世界でただ一人銃を扱える者(仮)  作者: おひるねずみ
第1章 旅の始まり
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第九十七弾 問題なし

「レオねぇ。僕、兄様に弓を引きたくないよぉ~」

「大丈夫ですよ、リーネ様。キッドさんが約束を守れば、何も問題はありませんから」

「そっかぁ! うん。そうだよね! 僕、兄様を信じるよ!」


 二人が本物の姉妹のように映る、俺の瞳。

 仲良きことは美しきかな。

 俺が約束をたがえなければ、木に縛られずに済む。

 何よりも、女性を悲しませる事は極力したくない。


 きっと人の心が読める事で、沢山辛い事や葛藤かっとうがあったはず。

 それにともない、おのずと答えが出て来る。

 村長はリーネの力を知っていたから、よその町や集落に行く事を禁止していたんだろう。

 もしも、そこで読心術がバレたら、どんな目に遭うか想像もできない。


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