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第九十三弾 動揺
「レオナさん。ありがとうございます。俺、レオナさんがいなければ、ここまで辿り着けなかった」
「えっ!? キッドさん。急に、どうしたんですか!? やめてください。私もキッドさんがいなければ、毒で死んで辿り着けなかったはずですから」
俺が疑いようのない真実を述べたら、リーネがレオナさんの腰に抱き着き「にしし」と笑い出した。
「にしし、レオ姉もキッドにぃの事が好きなんだぁ~。僕と一緒だね♪」
「な、ななななな、何を言うんですかリーネ様!? そんな事は、断じてありません!」
見た事がない位、レオナさんが動揺してる。
リーネの言葉でタジタジになり、いつものレオナさんの面影が無い。




