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【短文】世界でただ一人銃を扱える者(仮)  作者: おひるねずみ
第1章 旅の始まり
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第八十五弾 リーネの祈り

「レオねぇ……私を置いて、どこかに行かないでよ……置いて行ったら、一生恨むんだから」

「リーネ。レオナさんは強いから、毒で死にはしないよ。それに、俺が薬を作ったから大丈夫さ。現に、俺はピンピンしてるだろ?」


 うつむいた表情のリーネは、レオナさんに寄り添いながら顔を上げ、俺に目線を合わせてくる。

 今のリーネは、レオナさんがいなくなったら「フッ」と、吹いたら飛んで行く、タンポポの種子の様な面持ちをしていた。

 ここに来るまでに、沢山の人を失ったであろう、リーネの精神状態は限界に近い。


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