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【短文】世界でただ一人銃を扱える者(仮)  作者: おひるねずみ
第1章 旅の始まり
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第七十五弾 傷に集中

 消滅を確認した俺は、レオナさんの戦況を確認する。

 あちらはまだ、戦闘を繰り広げている様だ。

 両手で二刀の長剣を上下左右に振り抜き、相手は怒涛の攻めに苦しみ、防戦一方。

 状況はレオナさんが無傷で、レッドオークは赤い肌を更に赤くし、体中が鮮血に染まっている。

 HPバーは六割ほど失っており、もうじき決着が着く。

 レオナさんの勝ちが揺るがないと確信した俺は、自分の受けた傷を治す事に集中する。


「キッドにぃ! 血が、血が出てるよぉ! 僕は、どうすればいい!?」

「腰にある水筒を貸してくれないか……考えがある」


 泣き顔のリーネは俺の指示に従い、水筒を俺に手渡す。

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