75/168
第七十四弾 消滅
「ブヒヒッ!」と、ゲスい笑みを浮かべながら、悠然と近づいて来るオーク。
息をするのもつらい状況に陥るが、辛うじて動く右手で銃をオークの足に向け、装填が終えた銃の引き金を引く。
「ブヒィィィ―――!?」
ブヨブヨと弛んだ脛に命中し、その場に膝をつき、まるで頭を狙って下さいと、言わんばかりの姿勢。
俺は一切の躊躇なくオークが消滅するまで、頭部に弾丸をプレゼントした。
ピンク色の塊が地面に倒れ伏せ、青色の微粒子となり周囲に拡散し、それと同時に、俺に突き刺さっていた槍も微粒子となり拡散する。




