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【短文】世界でただ一人銃を扱える者(仮)  作者: おひるねずみ
第1章 旅の始まり
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第六十七弾 フゴフゴ

 無事、通り過ぎたと肩を撫で下ろし――――パキッ!


「ブヒッ?」


 木の枯れ枝を革のブーツで踏み、音を立てた者の茶色い瞳のアイライトは儚げに消えていた。


「レオナさん……」

「レオ姉……」


 あろうことか、一番神経を張り詰めていただろう、レオナさんが小枝を踏んでしまっていたのだ。

 ドジッ子属性持ちのレオナさん。

 どうやら、ここ一番! という時に、やってしまったようです。


 オーク達は耳をピクピク動かし、鼻をフゴフゴさせ、俺達の居場所を探り出すことに成功し歓喜する。


「ブヒヒィィィィ―――――!!」

「すいません! 見つかってしまいました。レッドオークは私が絶対に止めますので、キッドさんはオークをお願いします!」

「や、やれるだけ、やってみるさ! 過度に期待しないでくれよ」


 くして、実質2対2の戦闘が始まった。


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