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第五十九弾 不真面目
「……すいません。こんな時に不真面目すぎました。俺が悪かったです」
「にいさまぁ~。レオ姉は、御淑やかで清楚な女性だよぉ~。見た目もセクシーで綺麗だし、僕の自慢の姉様なんだから、そんな失礼な事言わないでよね」
「確かに、レオナさんは綺麗だな。リーネから見て綺麗なんだから、男の俺から見たら女神さまだよ」
「そ、そんな過剰評価はしないで下さい。恥ずかしい……」
レオナさんは、褒め言葉に慣れていないご様子。
いつも真っすぐ前を見つめているのに、今は俯き、照れて困っている。
本来見せる事がないだろう、異なる仕草に、素直に可愛いと思った。




