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第五十四弾 あいつ等おかしい
「まさか、川で見張ってるとは思わなかったなぁ~、やっぱり、あいつ等おかしいよ」
「リーネ様。あいつ等では無く、ゴブリンです」
リーネが、街を襲った敵の名前を知らない事に、ため息を漏らすレオナさん。
アクシデントも遭った事で、少し機嫌が悪い。
「確かにリーネ様が仰る通り、普通ではありません。ゴブリンに、川で待ち伏せをする程の知能は無かったはず、何者かの入れ知恵で、あの場所に小隊が配置されたと推測します」
「じゃあ、今向かっているシェミル村にも、ゴブリンが向かった可能性があると?」
「その可能性も捨てきれませんが、情報が余りにも少なすぎて、私には見当がつきません」




