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第四十六弾 寝転がる
見ていられない。脳が瞬時にそれ感じ取り、気が付けば俺は、レオナさんの傍により、背中を撫でていた。
気が付いた時には、もう遅い。行動を移した後なのだから。
「あ~、こ、これは違うんだ。体が反射的に動いてしまって……」
「ふふっ、優しいですね。リーネ様が、キッドさんに懐くのも分かる気がします。あの子は、少し浮いてる所がありますから」
「ハハッ、確かに。自分の事を僕って言ってますし、まあ、そのギャップが良い味出してますが。では、休ませて貰います」
俺はレオナさんに一礼してから、床に寝転がり、物思いに耽た。




