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第四十四弾 交代の時間です
「レオナさん。交代の時間です。悪いですが、起きて下さい」
「んっ~~、時間ですか。キッドさん、警戒お疲れ様です。変わりますので、休んでいて下さい」
レオナさんは身を起こし、すぐに意識を覚醒させ、玄関に一番近い椅子に座った。
気配を研ぎ澄ましているのが分かる。
少し、近寄りがたい雰囲気を発していたが、村で起きた出来事を有耶無耶にしている事は、俺には出来ず、レオナさんに問いただした。
「レオナさん。少し、いいですか?」
「ええ、どうぞ」
「村で起きた出来事を、詳しくお聞かせ願えませんか?」
頭の引き出しを整理するかの如く、考えこむレオナ。
「フゥー」と、ため息を付きながら俺に語った。




