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第二十一弾 ちょっと大きい
「キッド、お待たせ。着替えたけど、似合ってる、かな?」
リーネが玄関ドアを開け、目線を下に向けて俺に尋ねる。
「さっきのボロボロの服よりは、全然いいよ。似合ってる」
「そ、そう? えへへ。それならいいんだ」
俺がログハウスのクローゼットの中を覗いた時、女物の服は一つも無かった。
と言う事は、ログハウスの持ち主は男と言う事になる。
つまり、今のリーネ服装は、男の物の服を着ていると言う事だ。
上下、森の中で傷つかない恰好で、ガンホルダーが無い以外、俺の服装と全く一緒だ。
少しダブついて、恥ずかしがっているが、追及はしない。




