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第十七弾 名前
「す、すごい! 今。何をしたんだぁ!?」
「お、落ち着いてくれ。ちゃんと説明するから」
俺は少女を落ち着かせ、ここに来るまでの出来事を伝えた。
名前が思い出せない事。
この武器の事。
どうして、森の中にいるのか? 分からない事を全部伝えた。
「そうなんだ……大変だったんだね。あっ、まだ名前を名乗ってなかったね。僕の名前はリーネって言うんだ……それで、君の事を何て言えばいいのかな?」
リーネは俺に青色の眼を向け、人差し指を唇に当て首を傾げながら、名前を教えてとアピールした。
(名前か……)




