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第百十六弾 医薬品です
そうして完成したヒールポーションのうち半分を、村の西入り口にいる警備の人達に「医薬品です」と言って渡すと、怪しげな表情をしていたが、すぐに表情を変え、俺に感謝の礼を述べた。
その後、出かける場所を質問してきたので、受答えをする。
「そうか、採掘しに行くのか……かえらずの森を抜けて来たと聞いたから、腕は立つんだろう?」
「それなりには」
(言えない。レオナさんの活躍で森を抜ける事が出来ました。なんて、口が裂けても言えない)
「行くなら止めはしないが、絶対に夜までには帰って来いよ? 夜でなくても今は危険なんだからな!」
警備の人に釘を刺され、村の入り口から見送られる。
マップを見てみると、西に四キロ進んだ先に、採掘場の場所が表示された。




