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第百十三弾 数が違います
「キッド。銅鉱石、九十個だ。中身を確認してくれ」
「あ、はい」
軽い返事を済ませ、異次元袋内に鉱石を収納する。
表示された黒文字には『銅鉱石、百個入手』と、脳内に表示されていた。
「アンダーソンさん。十個、余計に入っていたので返します」
「なっ!? 多く入れたのも、判別出来てるのか…………それでいて、多い分を俺に返却するとはな! キッド。あんたの事は信用できそうだ。ほらよ、残りの七千五百ルースだ」
俺はお釣りを受け取り、店端に飾ってる採掘用つるはしを、五千五百ルースで追加購入する。
俺の意図を読み取ったアンダーソンさんが、採掘場の場所を教えてくれた。
どうやら村の西側を、道なりに進んだ所にブルス採掘場の名称を持つ、鉱山があるらしい。




