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そんなものにすがらないと

作者: 竹仲法順

     *

 生きていけないとは可哀想。何か?と言うと、S学会だ。あのカルトは始末が悪い。悪徳。悪作を拝むだけで、何の利益もない。むしろ逆だ。信仰心とやらで教祖に金積まないと、と思って、どんどんのめり込むのである。その結果、あのカルトは悪作教になった。

 宗教学には興味があるのだが、カルトには一切関わりたくない。それに悪作がやったことって、単に盗聴とレイプだけだろ?そんなヤツに先生などと名乗る資格は全くないな。警察に連れて行かれるんなら、話は別だが……。

     *

 もう少し掘り下げてみると、S学会は宗門から破門されている。墓地は墓苑しかない。しかもそれも教団本部が売り付けた墓苑だ。不幸だな。そこまで徹底されると、もはや抜けられないだろう。まさに不幸の押し売りだ。墓苑以外にも、新聞や本、仏壇などを売り付けて、更に上納金まで巻き上げる。悪質であること極まりない。それに気付いても、止められないだろう。それがカルトの仕組みであり、やり方。

 まあ、悪作が死んでることは分かってるので、いずれ空中分解するだろう。ない方がいいのである。日本が生んだ悪逆として。何ら意味がない。信者だっていくら拝もうが、何にもならない。ヤクザと同じである。決して抜けさせないのだし、集団で来るのだから。

     *

 それにしても、カルトの被害ってたくさんあると思う。口にしないだけで。大抵、教祖は向こうの国から来るのだ。そして不幸をばらまく。

 考えてもみてほしい。普通に徳のある僧侶や、尊い宗教家ですら、難行苦行しても悟れないのである。それを悪作のように、悪いこと以外、何一つとしてしてない人間が悟りの境地には立てないし、ありがたい教えなどあるはずもない。だから信者は騙される。あんな悪いヤツに金注ぎ込んで、何になるのか?犯罪に手を貸すだけである。つまらないじゃ済まされない。おそらく人間止めるぐらいの覚悟がいるだろう。

     *

 泥棒の親分である悪作に騙されるな。あんな俗物信じ込んで、人生狂わされちゃたまったもんじゃないしな。腐れ外道には一切応じないことだ。くだらない。下種なのである。教組も信者も。相手しないこと。前述したように、やり口はヤクザと全く同じなのだし。

 最後に一言申し上げておくと、カルトは全滅しなくて、ある程度は残る。組織も全滅までは行かないだろう。だが、いつかは警察が取り締まる日が来る。幹部および信者を総逮捕という決着で。そうなってくると、日本中のムショが埋まることになる。地下鉄にサリン撒いたカルトと全く同じ行く末を辿ることになるだろう。そうなれば、しめたもの。政府が解散命令出して一巻の終わりだ。無駄なヤツらをシャバで一切活動させない。非常にいいこと。是非そうなってほしい。心からそう思う。

 ひとまず一筆書かせていただきました。

 ではまた。

                             (了)


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