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冥土喫茶襲撃
ドゴォーーーン!!!!
「きゃぁあ!!」
冥土喫茶から茶々女の悲鳴がした。
「な、なんやっ!!?」
「えっ、なにっ?!」
「おいっ、行くで!!バス男!!」
二人は急いで冥土喫茶へ向かう。
「おおーい、こら茶々女!!どういうことだオラァア!!!」
「ひ、ひぃいい!」
筋骨隆々の初老の鬼の姿が茶々女の胸ぐらを掴み、高く持ち上げていた。
「艦長を怒らせてんじゃねぇよ!!」
「早く謝れオラ!!女ぁ!!」
若いやんちゃそうな鬼2人が、煽っている。
「艦長、ちょっと落ち着けよ・・・」
クールそうな小鬼が止めに入っている。
「艦長、落ち着けって・・・おい・・・んっ?」
クールそうな小鬼がバス男たちを発見する。
「ん?」
「ん?」
「あっ!!流浪鬼!助けて!」
初老の鬼が二人を睨みつける。
「あ、いや、その・・・ちょっと!!」
「何してんだてめぇら!!茶々女を放せゴラァ!!」
ドゴォン!!
流浪鬼が巨漢の身体とは思えない素早い動きで飛び跳ね、初老の鬼に殴りかかった。
ドゴォーーーン!!!!!
初老の鬼の身体が茶屋の壁を貫いた。