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その五

「何これ!?次はオリンピック編?」

「んー、テキトーに書いてたらこうなってしまったのだ」

「やっぱりアンタが作者じゃん!」

「それは違うんだけどさ、テキトーに書いてると思惑と全然違う話になってしまうのは事実だな」

「哲学小説書くつもりで始めたんじゃないの?」

「最初はね。だから神様とか女神様なんだけどさ。だけど、次は、ユウキとミホちゃんとお嬢様の三角関係にしようと思って。三角関係にしとけばたいていの女性にはウケると思ってさ。でも、全然違う話になっちゃった。どうしよう?この後」

「アンタなんかこのサイト出禁だから何も考えなくていいわよ」

「読書は続けてるからさあ。なぜ月にウサギがいるか知ってるかい?仏教と関係あるんだぜ」

「もういいよ」

 お後がよろしいようで。

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