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トキノ、シゲ、コウタ キャンプ1日目

トキノ「サキぃーありがとぉ~」


サキが取ってくれた場所に喜び、サキとぎこちないハイタッチをする。




トキノ「やっぱキャンプと言えばコレだよねー」


パシャパシャとテントや噴水を撮りまくる。



サキはテントの確保をすると同時に、焚火を起こしたり、焼くための鉄板や肉、野菜を用意していたのだ。



サキ「あ、うん」


喜んでくれた事に安心を感じるサキ。




いつでも肉を焼いて食べられる状況の中。



シゲ「おいコウタ、この肉よぉー、鉄串に刺してもっとキャンプっぽくしようぜー」


コウタ「良い案じゃん!でもよ、シゲ・・・こういうタイミングだからこそ、できる事あるだろー?」


シゲ「あ?なんだよ?言えよ」


コウタ「マンガ肉じゃぁー!」


天才かっ!っとシゲが驚いている。


トキノ「魚とか串に刺して焼くやつもやりたーい!」



さらに準備して、よりクオリティの高いキャンプを楽しむつもりらしい。




オウタ「俺も手伝うぞぉー」


オウタも準備の手伝いを申し出る。




サトミ「ゴーレム戦は何もしてませんでしたけど・・・疲れましたわ」



サトミはオウタ達が楽しみ始めたのを見て、気が緩み。その場で、ぐでーっと力を抜いて、大の字に寝転んだ。




それを見てオウタ達は驚く。




オウタ「お嬢・・・」

トキノ「お嬢・・・」

シゲ「お嬢・・・」

コウタ「お嬢・・・」

サキ「・・・!?」



サトミ「どうかしまして?」



オウタ「いや・・・だって」


トキノ「お嬢でも、そんなだらしなくなるんだねぇー」


パシャパシャと写真を撮る。




サトミ「仕方ないじゃない、テントの中だとこの景色も楽しめませんし・・・あとその写真ちゃんと消しなさいよ?」



トキノ「あぁぁぁぁぁっぁあ!」


パシャパシャと写真を撮っていたトキノが大声を出す。




シゲ「どうしたトキノ」


コウタ「充電でも切れたのかートキノ」


トキノ「ゴーレム・・・撮るの忘れてたぁぁぁぁぁ」




シゲ「・・・マジ?」


コウタ「・・・トキノが・・・バズり確定のイベントを撮り忘れるだと!?」




トキノ(完全に忘れてた・・・コウタが死んじゃったり、能力手に入れたとか、あの人達と作戦会議したりとかで)


トキノ(完全ッに!忘れてた・・・ふふふ、ふふふ、でも・・・)



トキノはショックのあまりか、急に固まった。と思ったら口の端をつりあげた。


始めてそんな顔を見たシゲ、コウタ、オウタ、サキは、なんだか、それが、とても楽しそうな顔で。




シゲ「トキノ?大丈夫か?」


トキノ「あっうん、大丈夫・・・なわけなーい!」


コウタ「おっ元に戻ったな」


三人はまた笑いだす。





空を見ながら、サトミが使用人を呼ぶように。


サトミ「RQ」


RQ「はい、なんの御用でしょう?」


サトミ「お風呂入りたいですわ」


RQ「ご用意していますよ、こちらのコンパスの示す方向に温泉がありますので是非ご利用ください」


サトミ「温泉ですのっ!?」



ガバッっと起き上がる。


サトミ「今すぐ行きますわ!」


サトミはコンパスの示す方に、ズンズンと行ってしまった。



オウタ「はやっ!」


コウタ「温泉!」


コウタとシゲはトキノの顔を同じタイミングで見た。




トキノ「・・・」


シゲ、コウタの順番に顔を見て。


トキノ「もぉ~何考えてんのぉ~?えっちぃー」



胸を隠すような動作をする。この3人はドコに居ようと楽しく過ごすかもしれない。

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