僕は、こんなのだけど
頑張ってるとか
よくやってるとか
そういうの
もうどうでも良くて
そりゃ
形の見える結果は
今だって変わらずに
喉から手が出るくらい
欲しくてたまらない
でも
なんだろう
本気で生きている
誰になんて言われようと
自分に向かって
本気だったって
言えるなら
あのとき
ああしていれば
違う道を選んでいれば
そんな後悔を
当然のように抱えながらでも
色んな理由があった
逃げるしかなかった
隠れ続けるしかなかった
それ自体が言い訳かもしれなかった
それでも
弱い自分を憎みながら
懸命に
来る日も来る日も
押し潰されそうな毎日を生きて
どうにか這い出た現実で
今度は結果を求められて
毎日胃を締め付けられて
休みの日だって
一人ぼっちで
疲れ果てて
冴えない人生は続いているけど
端から見たら
情けない
惨めな
ああはなりたくない
そんな人生
この声も
傷の舐め合いを求めているようにしか
見えなくても
少しでも
誰かの心に届くなら
少しでも
一分でも
一秒でも
生きる力になれるのなら
僕は続ける
僕はまだ歩ける
こんなのでも
生きていけるんだって
頑張りとか
結果だけじゃない
必死に生きて
自分自身を明日へと繋げれば
今日は見えなかった
ずっと見えなかった
何かが
見えてくるかもしれないから