263、3年ぶりの胃透し
診断は大切ですよね。
・・・♪3年目の胃透しくらい大目にみろよ~♪(そんな訳にはいかないか、笑)
実は胃カメラ、キボンヌだったのですが、病院から半年くらい待ちを言われてやむなく胃透しに変えた次第でした。
で、今、私は検査着になって、まな板の上の鯉状態でありんす。
男性の技師さんが、にこやかに微笑むと、発泡剤と謎に甘苦い水を手渡されます。
「あの~」
「なんでしょう」
「私、苦手なんですよね」
ここは正直にカミングアウト。
「そうですよね、バリウム苦手な方多いですよ」
「・・・バリウムもですが、これ」
私は手渡された、白い粉(大きめ)をじっと見つめます。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
無言の間、それを察してか技師さんが、半分に分けましょうか?と救いの手。
「はいっ!」
その案に飛びつきます。
「いきます!」
「お願いします」
顔を天に向け、半分の発泡剤を喉へ。
「はい。膨らむ前に、一気に流しちゃってください」
(わかってまーす)
「ごくり」
「では、次」
(はい)こくりと頷きます。
「ごっくん」
(うりゃあ)という気持ちと共に飲み込みます。
やった!やったよ!ママン、ボクにもできた!
「はい、では、今度はバリウム。少しずつ飲んでください」
無慈悲の悪魔の囁きが、かすかな喜びを打ち砕きます(笑)。
私はどろりと重いバリウムを、少しずつ切るような感じで着実に飲んでいきます。
そんな中、
「あ~」
と技師さんの突然の残念な声。
(ん?)
「服がバリウムにつきましたね。ちょっと、カメラに映りますから、着替えてください」
技師さんは、そう言うと、替えの服を持って来てくれました。
で、ショッカーの秘密基地に拘束されたような、アレな機械に掴まり、ぐるんぐるん。
(やめろ、ショッカー、やめてくれ~!)(笑)
胃を激写されました(笑)。
ぽっ、なんか恥ずかしぃ。
最後に問診を受けて、病院を後にする頃にはヘトヘト・・・。
あ、ウンチはね、すぐにでました。
ばふっと初手から、どろどろバリウムが・・・食事中の方、ごめんなさい。
これね、早めに出しとかないと固まるんですよ。
うんち~!
年をとるとね~身体にガタがきます。
胃透しは30歳以上だったかしらん。
はあ(笑)。
まあね、年一でも身体の検査や健康について考える機会はあった方がいいですよね。
たまに自分の身体について考えるのも大事っす。




