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211、夜の御花に行ってみた②
なかなかのナイトな思い出・・・。
資料館見学がおわった私達は、次に夜の御花邸内を巡ります。
薄暗いお屋敷の中は、ホラー要素が満載で、薄ら灯りの提灯には妖怪の絵が描かれています。
ちょっとした肝試しやお化け屋敷を巡る感覚・・・一応ここ国の名勝だよな(笑)。
贅沢極まれりっ。
そういう物珍しさもあってか、お屋敷には思ったより多くのお客さんの姿がありました。
明治時代に建てられた西洋館は、昼の装いとは違い、不気味でしたし、大広間から見えるお庭松濤園は、いつもの感じとは違います。
妖怪提灯がよいアクセントです。
ざっくりと見て回り、外へ出ると真っ暗、半月が空に輝いています。
そして入り口には夜店がやっていました。
と言っても4店舗だったかな。
こういう時って、購買欲が高まりますよね。
500えんの白桃ソーダーを買い、沖端の町を抜け駐車場へ向かいます。
「どうだった?」
私の問いに、奥さん、
「まあまあかな」
「・・・そうね」
私は頷き、夜店のソーダを飲みます。
ですかね~。




