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166、ケツに注射を打たれた記憶
尻注射は・・・。
曖昧な記憶なのであしからず。
小学生の頃、中耳炎にかかって、母に連れられて耳鼻科に行きました。
かなり古い建物の病院だったと覚えています。
院内にあった(もしくは持っていた?)「ドクタースランプ」の単行本を呼ばれるまで、ずっと読んでいました。
「山本大介く~ん」
看護婦さんに呼ばれて、診察室には温厚そうなおじいちゃん先生がいました。
診察触診を終え、先生が言います。
「ズボンとパンツ脱いで、ベッドの上にうつぶせになって」
「?はい?」
頭の中に?が浮かびつつも、脱ぎ脱ぎぞうさんよろしく、おしりを出した子一等賞でございます。
キラリと光る物。
(あ、あれは・・・)
「ちょっと痛いからね~」
(やっぱり、ちゅうしゃ・・・)
ぶすり。
「いたい~!」
尻に激痛が走ります。
のち、半べそをかいて病院を後にしましたとさ。
痛いよ。




