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136、暴走感で思いだした心のささくれ
長渕きっく!
小学校低学年でしたかね。
遊びだったか、下校時か・・・帰りの途中、仲のいい友達と喧嘩して、ムカムカしたまま別れたんですね。
分かれて、数歩歩いた時に、急に頭に血が昇ったんですよね。
なんで、私あんなに怒ったんだろう。
理由は思いだせないのですが・・・。
友達が、家の中に入ると同時に、私は振り返り猛ダッシュ。
彼が玄関を閉めます。
友達の家は、昔のガラス戸の玄関でして、(かまうもんか!)と猛突進、勢い余って、ガラス戸を左足で蹴って割ってしまいました。
激しいガラスの破裂音に、瞬時に冷める怒りの感情・・・後悔とごめんなさいの念になりました。
そんな苦い思い出・・・これも心のささくれかな。
あの制御不能感。




